京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

フリー句「クリスマス」の巻

2022-01-14 07:52:23 | 俳句
フリー句「クリスマス」の巻
クリスマス中華のコース腐れ縁  巡紅
来ぬ人のラブラブ噂が盛り上がる ひろあき
蔦紅葉夕映に映え足止まる    巡紅
疎水脇鹿の夫婦の悠々と     ひろあき
※今、いっぱいいますね。
囲炉裏端鹿刺し摘み友と酒    巡紅
狩の村すべての屋根に雪積もり  ひろあき
餌放れば届く高さで鳶の舞う   巡紅
都会から移住ズームで仕事する  ひろあき
ひとひらの雪舞いて消す雲間星  巡紅
大掃除窓越しの空澄みわたる   ひろあき
撞木の紐にぶら下がる晴着の子  巡紅
顔も気も大きくなったお年玉   ひろあき
不二家と嵐電の二人三脚     巡紅
*今年で111年目。
貧乏学生のささやかな贅沢でしたねえ ひろあき
野に咲く花の見えない王冠    巡紅
一隅を守ってきた無名の名人達  ひろあき
雪降れど樹と話す人目が微笑う  巡紅
また春が来るから慰められている ひろあき
有難う胸に手を当て深呼吸    巡紅
溺れかけたのを助けてあげたビキニの娘 ひろあき
※実話です。もう20年以上も前になりますが。たまたま長い釣竿を持っていたので、良かったです。
弧を描く口元にそっと薔薇の花  巡紅
ファイナルに出場決めたダンサー達 ひろあき