京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

山科初詣

2022-01-13 07:46:55 | 俳句
山科初詣
             金澤ひろあき
 2022年は雪景色から始まりました。
 家の中で一日ゆっくり過ごそうかと思っていたのですが、暖房のスイッチの単4電池が切れてしまいました。それで外出し、雪もあがったので、初詣となりました。昨年はコロナ対策で、じっとしていたので、実に二年ぶりです。
 今年は寅年。寅にゆかりの毘沙門堂へ行くことにしました。そして山科に。勤め先も山科なんで、毎日と同じ電車に乗りました。
 行ってみたら人がいっぱい。そこで先に近くの山科の聖天さんへ。寒いので焚き火を境内で焚いてくれています。ほっとしますね。お坊さんが不動明王のお堂で護摩を焚き、お祈りしています。あの火で悪い物を全て焼き切ってほしいなあと、思わず祈ってしまいました。
 毘沙門堂へ戻ると、先ほどよりは人が少ない。それでも、毘沙門堂の山門は、小高い丘の上にあり、急な石段が続くのですが、石段の途中まで人の列が待っています。その後ろに並んだら、人が跡からいっぱい来ました。普段は静かなお寺ですが、紅葉と桜の頃、そして正月は人が多いですね。
 毘沙門堂の境内でも焚き火をしていて、しばしほっこり。普段は扉が閉じている弁天堂の扉が開いていて、美人の弁天様を拝見しました。
 有名な鎌倉の江ノ島の弁天様はほぼ裸体ですが、こちらはしっかり衣をまとっていらっしゃるし、手には剣をお持ちです。
ところで、私の今年の初夢は大蛇だったのですが、この弁天様と会う予兆だったのかしらん。(弁天様のお使いは巳)
  初夢に大蛇現れ目が覚める    ひろあき