熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

サヨナラ3ランを期待したのだが・・・

2008-05-28 | ドラゴンズ
先取点も取られ、山本昌も苦しいピッチング。
少ないチャンスながら何とか1点差に打線も追いつくが、
その直後にまた1失点で 2-4で終盤に。

8回の表、今季初登板のピッチャー斉藤。
あまり馴染みのないピッチャーに落合監督は、
1死満塁の大ピンチの実戦トライアル機会を
この1軍経験が殆どないピッチャー斉藤に託す。

 「 どうなることやら~~~~~? 」 と私。

まず1人はセカンドフライに。 これで2死満塁。

次のバッターには なんとカウント 2-3


 「 あかん~、 これは四球で押し出しくさいぞ~~~」 と私。

で、不安と祈るような気持ちで次の投球を車のラジオで耳を凝らす。

 「 空振り~ ピッチャー斉藤がガッツポーズ」との実況放送の声。

 「 よくやった~ 斉藤、 これを今後の為に大きな自信としてくれ~」

と心で叫び、今後 一皮もふた皮もむけてくれ~~~と私。


 選手が飛躍するのは、意外とちょっとした自信からというのが
 過去の選手の例を見ても明らか。
 誰もが今日の試合で、あのピンチの場面でピッチャー斉藤と聞いて
 驚いたはず。 無論、私も。
 この辺の選手起用方法が、いわゆる落合流。 これが今日の1番の収穫かな。

その後、9回の表は 高橋聡が 威力のある球で、”3者3振”。

ドラゴンズ打線が殆どチャンスを作れない試合展開で、8回9回を
ピッチャーがピンチを抑えたり、完璧に封じ込めて、
最終回の9回の裏、 相手抑え投手の乱調で

 ノーアウト 1,2塁。

 そこに 打者 ウッズ。

この試合の流れからいけば、 ここでウッズの逆転サヨナラ3ランも
出ても可笑しくない流れ。 

ところが 試合の流れにも逆らう  セカンドゴロ ゲッツー

ここで万事休す。

この辺なんですよね~、 去年のペナントレースといい、今年も。
チームの勢いがつかないのは。


まぁ 打てなかったウッズが一番悔しがっていると思うから、
この位にしておこう~~~~


今後、ピッチャー斉藤がどういうピッチングをするかという興味と
楽しみを私に与えてくれた試合と言うことで今日の試合は位置づけよう。
   




あの”女社長”が・・・・

2008-05-28 | 亀君の”人間学”
船場吉兆が廃業というニュースが飛び込んできた。

食品偽装で社長も、あの”女社長”湯木佐和子さんに新たに交代し、
世間からバッシングをいくら受けても、なりふり構わず”湯木家の会社”は
生き延びていくのだろうなぁと、私は思っていたのだが。

あの”女社長”という表現に、私の考え・思う事が集約されて、
敢えてこういう表現をした。

世間で男性の社長には 男社長とは言わず、
女性の社長には”女社長”と表現する傾向に
私は常々強い抵抗感すら感じているのであるが。

社長を男・女と区別して考える必要はあるの? と。


私は吉兆のような高級料亭は、今まで仕事の接待でも利用したことが
ないので、この料亭のサービスや運営がどうだったという事はサッパリ
解らない。
だから、経営が今後立ち行かなくなり廃業まで追い込まれた会社の、
その原因を類推するには、私があまりにも情報不足は承知済みである。

この一連の船場吉兆の報道の中で、誰もが大いに疑問や驚きを持ったのは、
やっぱり あの息子と一緒に記者会見した時の、
 
”母親の囁きと、ママの囁く通りに発言する息子の姿” 

であった。

世間で長年一流料亭として認められてきた会社の社長、役員が
振舞うべき姿とは、余りにかけ離れていた。

会社とは従業員も働き、社会において公的に存在しているはずなのに、
この船場吉兆と言う会社は、湯木家を存続させる為だけの単なる
湯木家の下請け金稼ぎ組織に成り下がっているだけ。

謝罪の記者会見であの母親が口にしたことは、
 
 ”こんな食品偽装と言う問題を起こし、先祖に申し訳ない”

私はこれをテレビで見ていて、開いた口が塞がらない程驚きもしたし、
日本にはまだまだこんな経営者がいるんだと。 

 会社が繁栄存続できるのは、先祖のお陰でなく、
 お客が支持していてくれるからだ。
 会社に必要な売上金はお客が払っていてくれると言う事を
 全く解っていない。

 お客の支持を得られない仕事をしていれば、自ずと会社は消滅する。

あの記者会見では、真っ先に”お客様に申し訳ない”と口から出て当たり前。

普段から、お客に目を向けず、自分達”湯木家”にしか目を向けていないことを、
図らずもあの母親も、そしてママの言う通りにしか行動しない息子も
テレビで全国津々浦々まで露呈してしまったのであった。

今回の廃業決定にしても、あの母親”女社長”は湯木家の為に廃業を決定し、
今そこで働いている従業員の今後の生活については”他人事”で、
全く本気では心配していないであろうと、私は推測する。

可哀想なのは、世間のバッシングを受けながらも再建に努力していた
従業員ではなかろうか。

日本の企業数の約90%は、従業員が10名以下の会社であると
聞いたことがある。
それらの殆どが家族・同族経営であろう。

船場吉兆の湯木家ほど酷くないにしても、似たようなことが
見受けられる会社も多いと思う。

今回の船場吉兆の件が、日本の多くの同族家族経営の会社の
経営者の反面教師になってくれればと思う。






 

  

夏は日本人の機嫌が悪い?

2008-05-28 | 亀君の”人間学”
今日シンガポールのお客さんから電話がかかってきた時の話。

いつもの事だが、一旦電話で話を始めると短くて30分、長い時は1時間も
超えることも。
私は電話が彼からとの取次ぎを聞くと、いつも
 “今日も長電話になるだろうな~ ” と、ゆっくりと一呼吸を入れ
自分に気合を入れるのである。

お付合いを始めて6年目。 歳は奇しくも私と一緒であるので、
仕事話のみならずプライベートの事でも話がよく盛り上がるのでもある。
といっても健康の話も多いのだが (汗)

このR社長、頭の痛い事がいっぱいだと言う時に、よく英語での話の中に、
“頭 痛いよ~” を日本語で連発する。
今日も、このフレーズを何回聞いたことやら (笑)
他によく出る日本語のフレーズは、因みに
 
  “背中 痛いよ~”
  “チャーシューメン”
  “さばの塩焼き”
  “ホッケ”
 まぁ~ 食べ物のほうが多いボキャブラリーだが それも彼の好物。 (笑)

今日の50分の電話のうち、仕事の話は約20分。
その少ない仕事の話の中で、今度いつ日本に来てうちの会社に来るかという
話題に。 

私   「 今年の7月くらいでどうですか?」
R社長 「 いや、夏は日本人は非情に機嫌が悪いので、10月くらいに
      日本に行きたい。」
私   「 機嫌が悪いのは季節によるものではなく、人によるのでは?」
R社長 「 いやいや、今まで夏に日本に行った時はいつも、日本人は
      機嫌が悪い。他の季節はそうでないのに。」

話の詳細を聞いたところ、日本に来る時はうちの会社を含め4社くらいを
訪問するのだが、ある会社の社長の話、ある会社の工場の人の話とか。

彼にとっては日本に折角来たのに、なぜ日本人は夏にはこんなに機嫌が
悪いのだろうか。どうせ来るなら機嫌がいいほかの季節のほうが
お互いビジネスも気持ち良く出来るのに。

というような経験を今まで何度も夏にしたらしい。

“日本人は夏は機嫌が悪い” というのは、私にとって彼に初めて
 指摘されたことである。

今まで20年間にどこ国の人にも言われたことが無い事で、
私も少々驚いた彼からの指摘でもあった。

やっぱり、厳しい暑さになると人間は体力的にも消耗し、
知らないうちに、機嫌が悪くなっているのかな? と私は思った。

さすが年がら年中暑い夏ばかりのシンガポール人にとっては、
季節もないから1年中同じ機嫌でいられるのかな?
国の外から見ると日本人の季節の変化と、
機嫌の変化がよく解るみたいだ。

これからは私も “夏にご用心”。