小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
(リンクはご自由にどうぞ。ただし転載はご遠慮ください。)

医者がいない??

2004年11月01日 11時27分00秒 | 新潟県中越大震災・地震
先週 六日町病院に行った。
うちの子供は喘息の持病がある。
毎朝毎晩飲んでいる薬がきれたので 処方してもらいに行ったのだが、なんと驚くことに週3日しか小児科医が来ないという。
道路の寸断でドクターが来れないというのだが
そんなおかしな話はあるかい?
地震から一週間もたっているというのに
他県から派遣でもなんでもいい。
医者を送りこんでくれよ!
小千谷病院は野戦病院と化し、診療どころではない。
六日町なんて特に被害なかったじゃんよ。

私自身も地震のストレスなのか?ヘルペスにかかり
皮膚科を受診しようとしたのだが、皮膚科にも医者はいなかった。
いつもヘルペスになったときに出してもらう軟膏を処方してもらいたかったのだが、初診の人(つまりあたしたち小千谷市民など)には簡単に処方できないと看護師に門前払いされてしまう。
あのなぁ~~!!
抗生物質くれなんて言ってねーんだよ!!
軟膏くらい出してほしいよ。

あたしは見切りをつけ 小児科受診の際に 子供のカルテでヘルペス用の軟膏を処方してもらうことにした。

なんちゅうかさ~
手際が悪いんだよね・・。

そうやってたらいまわしにされてるうちに 症状だって悪くなるっちゅうの!

子供の喘息の薬が処方してもらえた時点で安心したけど
まー ちょっと苛ついたのでした。

ここでひとこと
毎日お薬を飲んでいるような方、またお子さんは「お薬手帳」を持っていると役立ちます。
どんな薬をいつ誰が処方したのか一目でわかるのです。
新米ドクターがあらたに処方するときも大変参考になりますし<汗

心配な病気を抱えてる方は
健康保険証といっしょに持ち歩くのがおすすめですよ。

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1 コメント

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思い出しました。 ()
2004-11-02 10:39:52
阪神大震災の時、友人の10才の娘さんの事、

同じように地震から1週間を過ぎた頃、やはり持病の薬がそこをつき、掛かり付けの医院に行ったそうです。

しかし困った事に医院も薬の手持ちがなかったそうですが、たまたま居合わせたバイクボランティアの方と医師が近隣の医院に問い合わせに走ってくれ、1時間で薬を用意してくれたそうです。

電話状況も、道路状況もまだまだ悪かった時期です。

どれだけ共感し行動に移せるかは、それぞれの人の意識の持ちようなのだと思います。



遠く居て、直接お手伝いできない事をもどかしく思います。



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