小千谷から(Ojiya kara)

新潟県中越大震災の、とある被災者からのメッセージ
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6ヶ月

2005年04月23日 17時40分39秒 | 新潟県中越大震災・地震
あの日もこんなふうに穏やかな一日だった。
私は娘の友達3きょうだいとうちの子3人とあわせて子供6人を車に乗せ
キャンパス川口の広場に遊びにいっていた。
普段空なんかゆっくり見ることなかったのにベンチに寝転がって空を見上げたのを覚えている。
変わった雲などない爽やかな空だった。

娘の友達が誕生日だったので 早く帰ろっか、と家路を急いだ。
午後5時のことだった。

あと1時間遅かったら・・・
ひとさまの子供と自分の子供6人を抱えて117号の塩殿あたりで私はどうしていただろう。

思い返すと胸がざわつき涙ぐみそうになる。
人前ではそんな態度は見せられないけれど。

いろいろあった。
まだまだこれから。

笑ったり泣いたりしながら少しずつ続けよう。
マジメになったりバカしたりしながら。

今 旦那からメールがあった。
あの日もそうだった。
みんな~帰っておいで~。ごはんだよ~。