野党が自衛隊は違憲だと言い続ける一方で、自民党は自衛隊を現憲法下でも合憲だと繰り返し主張し、軍備を拡大してきた。ところが、総理大臣になって、防衛大の入学式や卒業式に参列し、式辞を述べるときに、やはり良心の呵責を覚えるのだろう。違憲だと言われているけれど、国のため頑張れ！とは言いにくいという。確かにその通りだろう。前途ある若者を受け入れ、自衛隊幹部に育てるのが防衛大の使命。若い人たちを目の前にすると、やはり心が痛むのだろうか？そう思うと、安倍首相も少しは人間らしいところがあるのかと、ほっとした気持ちになった。
それにしても、安倍首相は、（現行の憲法でも合憲だけれども）、憲法に自衛隊を明記したいと強い意欲を示す。きっと安倍首相の心の中にも、詭弁を弄していることに罪悪感を感じるところがあるのだろう。合憲ならば何も帰る必要はさらさらないわけだ。わざわざ自衛隊を明記したいとうのはやはり違憲だということを認めることになる。それは、安倍首相も分かっているのだろうと思う。憲法９条１項と２項を残した上で、自衛隊を明記したい。そんな矛盾、憲法のあっていいはずないだろう？だれが考えたって、１項と２項を残して、自衛隊はあり得ないのは分かっているだろうに、それも分からないのだろうか？まさに、奢れる者久しからず・・・・だね。参った参った・・・。
安倍首相、何が何でも、軍隊を持ちたいのか？そうかそうか！それまでして戦いたいのか？いったい誰と戦うのだ？中国と東アジアの覇権をめぐって渡り合おうというのか？日本の巨大企業を守るためなのか？本当は、いったい何なのだ？聞いても答えてくれるはずはないだろうけどね。。。。。。天皇を無視して、国民を無視して、あなたはいったい日本の何を守ろうというのか、教えて欲しい！
