オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

自然繁殖ニジマスによりオショロコマが全滅する渓流とは その弐<

2023-04-22 16:36:23 | ニジマスによる被害
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自然繁殖ニジマスによりオショロコマが全滅する渓流とは その弐

20XX-6-7 (日)  曇り のち晴れ 17℃




この渓流は最源流域までダムはひとつもない。





一般的に放流ニジマスが自然繁殖してどんどん勢力範囲を広げてゆくが魚止めとなる砂防ダムがあればそれ以上の上流へは侵入できない。しかし、この渓流にはダムがない。








もし、魚道のないダムがあれば、ニジマス侵入防止ダムとしてダムの上流域のオショロコマはニジマスと棲み分けることができます。






実は皮肉なことにそのような状況になっているダムは実際少なくない。





渓流魚にとって原始渓流の生態系を破壊し、悪さの限りを尽くす砂防ダムがこの場合皮肉にもダム上流への虹鱒侵入を防ぎ、最源流域へ追いつめられたオショロコマの全滅を防いでくれるのです。



米国では源流域に残った貴重なカットスロートトラウトを外来魚から守るためにあえて外来魚侵入防止ダムをつくっているという。



しかし、ダムや魚止めの滝などのないこの渓流ではニジマスは容易に最源流域まで到達出来るためにオショロコマ全滅はもはや避けられないと思う。







この日、釣り上げたニジマス30匹ほどを撮影し、6匹を釣り落とした。 かってあれほど豊富に棲息していたオショロコマは完全に消えていた。上流から源流に掛けて棲息するニジマスは、このように幼魚から若魚が多く
大型ニジマスはふだんは下流の本流域に棲む。













































わっと群がったニジマス若魚の1匹がスレでかかった。このサイズでもスレ掛かりの引きは渓流竿では強烈です。







かなり上流までどんどん釣り登り 午後4時15分武装解除した。 





林道から相当はなれてしまったが湿地の森を5分ほど強引に横切って進むと意外に早く林道に出て、しばらく歩くと車にもどることができました。










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