花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

冬枯れの中で(partⅡ) ヤブマメ、ミズヒキ、アレチギシギシ、フジバカマ、他

2021-02-16 | 野草(実)
以前に”冬枯れの中で”を投稿し,途中で宿題として閉じましたので、
今回partⅡとして、改めて続編の投稿です。
草花の花は勿論キレイですが、その後の果実や綿毛や更にその後も良く見れば
見るものがあるように思い込んでいます。

夕陽を背に輝いて見える、キンノエノコロはとてもキレイと思っています、
クズの枯れ実も夕陽に当たれば輝いて見えます、次の写真もマメ科の同類かと、
最初は良く分かりませんでしたが、ヤブマメではないかと思っています。

ヤブマメ(藪豆)    
マメ科ヤブマメ属、1年草、花期:8月~10月、
豆果は長さ2〜3cmで淡褐色の毛が密生し、2〜3個の種子が入っている。
しかし、果実は熟すと半分に裂け、果皮がねじれる。この時期は既に実は弾けています、
色々探すも実の付いているものは見当たらず、1つのみ黒くそれらしきものが、

ミズヒキ(水引)
タデ科イヌタデ属、多年草、花期:8月~10月、
そう果はレンズ状の卵形、鈎状になった花柱以外は萼に包まれ、長さ約2.5mm。
枯れた花被に包まれた果実、長さ約3mm。果実には先が曲がった花柱が残る。


アレチギシギシ(荒地羊蹄)
タデ科ギシギシ属、多年草、ヨーロッパ原産、花期:6月~7月、
花は間隔をおいて輪生状につくので、花序はまばらに見える。当然実もまばらになる。
果実は3稜形で、長さ約1.8mm。
(ギシギシと似ているが、花は全体に狭い花序となる。)

ケチヂミザサ(毛縮笹)
イネ科チヂミザサ属、多年草、花期:8月~9月、
花軸などに毛がないチヂミザサもある。
果実は楕円形、鈍頭、長さ2mm。 長さ12〜20mmの芒もそのまま付いている。

ヤマゼリ(山芹)
セリ科ヤマゼリ属、多年草、
果実は2個の分果からなり、長さ5~7㎜のわずかに扁平な卵状楕円形。
実も全て落ちて枯れ枝状態ですが、 再度見直して分かり難いがヤマゼリとした。
 

フジバカマ(藤袴)   別名:アララギ、
キク科ヒヨドリバナ属、多年草、花期:8月~9月、
花後の綿毛も飛び去った後は、萼が花のように残るばかりです。


ススキ(薄)  枯れススキ、又は枯れ尾花
枯れ尽くした芒。葉も穂も枯れ果て、茎の部分が風に揺れる姿は
寂寥感の極み。
枯れ尽くした芒も野原一面に群れると美しくもある。
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