花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

秋の花(9月)ヒガンバナ、ツリフネソウ、ヤマジノホトトギス、他

2021-09-08 | 野草
皆さん秋の花と言ったら何を思い出しますか?
コスモス、キキョウやケイトウ、キク等、公園に行けば皇帝ダリヤも出てくるかもしれません。

私は、野草花からの曼珠沙華(ヒガンバナ)です。
昔田舎の田の畦に咲きそろっていたのを思い出すからかもしれません。

ヒガンバナ(彼岸花)   別名:マンジュシャゲ(曼珠沙華)沢山の別名を持つ。
ヒガンバナ科ヒハンバナ属、多年草、球根植物、中国原産、花期:9月中旬頃、
道端や田んぼのあぜなどに群生し、秋の彼岸の頃(秋分の日を含む前後3日間 -名の由来)に、
花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花だけが咲き、秋の終わりに葉が伸びて夏に枯れる。
花は1週間経つと傷みだし、花茎共々枯れてしまいます。
    

次に秋に気になる花は、ツリフネソウです。
花の写真を撮るきっかけになった花だからです。
初めて見たのは、雲取山に出かけた時に見てこんな花が咲いているんだと、
後で、家の近くでも見えられるとは思っていませんでした。
ツリフネソウ(釣船草 )
ツリフネソウ科ツリフネソウ属、1年草、花期:8月~10月、
花序は、葉の上部に斜めに立ち、紅紫色の花を付ける。
距はいちじるしく後ろに突き出て渦巻状になる。
この花が咲き始めると秋が来た感がします、まだ咲き始めてたばかりで蕾状態が多い。
キツリフネもありますが、春に咲いていたので、2021/05/24投稿済参照。

ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)
ユリ科ホトトギス属、多年草、花期:8月~月、
花は茎の先や葉腋に1〜3個つき、上向きに咲く。花被片は紅紫色〜暗紫色の斑点があり、
上半部は平開するが、ヤマホトトギスのようにそり返ることはない。 
時期も少し遅い。

メマツヨイグサ(雌待宵草)  別名:アレチマツヨイグサ
アカバナ科マツヨイグサ属、越年草、北米原産、花期:6月~10月、
各地にふつうに見られる。道ばた、荒れ地、川原などに生える。
マツヨイグサの仲間は、たくさんあります。
 

ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)
アカバナ科マツヨイグサ 属、多年草、花期:5月~7月、
マツヨイグサの仲間は夜咲き、涼味を誘うものが多いのですが、この種は昼に咲き、
株全体を覆うほど多数の花が咲きます。


カラスウリ(烏瓜)
ウリ科カラスウリ属、つる性多年草、東アジア原産、花期:8月~9月、雌雄異株、
夏の夜に、花弁の縁が糸状に長く伸びる花を咲かせます。
この複雑な花弁は、蕾の時にはきれいに折りたたまれているのですが、
時が訪れると一糸乱れずに展開していき、短時間で完全に開ききります。
一般に夜咲く花は、月の光の下でよく目立ち、花粉を媒介してもら為に目立つ 白っぽいです。
雄花  花の中央は雄しべの葯が密になっている。
家の前の株は雄株のようで雄花しか撮れていません。
似た仲間にキカラスウリがある、花冠の裂片の先が広い。

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