花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

身近な野草花、似た花等、ノミノツヅリとコハコベ、ムラサキゴケとトキワハゼ等。

2023-04-11 | 野草(花)
もう少し後かと思っていましたが、チゴユリに数日前に出合いました。
庭のものは未だ咲く気配はありません。
全体的に花は昔よりは早く咲き進んでいるように思います。

チゴユリ(稚児百合)
イヌサフラン科チゴユリ属、多年草、花期:5月、
平地から山地の落葉広葉樹林に生え 、やや湿った、腐植質の積もった場所に生育し、
上部で弓なりに曲がる茎の先端に直径1cmほどの白くかわいらしい花を1~3輪咲かせます。

ノミノツヅリ(蚤の綴り)
ナデシコ科ノミノツヅリ属、1~2年草、花期:3月~6月、
ハコベに似た小さな5弁の白花咲くが、2~3mmと更に小さな花です。
萼片は5個で倒卵形の花より長い。(ハコベは花弁が基部まで切れ込み10個のように見える)
和名は小さな葉をノミの綴(つづり=綴織物の衣服)にたとえたもの。

コハコベ(ハコベ)(小繁縷 )
ナデシコ科ハコベ属、越年草、花期:3月~9月、
春から秋まで、次々と白色の小さな花を咲かせる。ハコベも似た花がありますね。


オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)
ナデシコ科ミミナグサ属、1年草、ヨーロッパ原産、花期:3月~5月、
帰化植物の雑草、似た花のミミナグサは、花弁の長さが萼より短い。


カキドオシ(垣通し)
シソ科カキドオシ属、多年草、花期:3月~5月、
淡い紫紅色をした蝶形の花をつける。花の長さは12~18mmくらいである。
中央裂片は大きく前に突き出し、濃紫色の斑紋と白い毛が目立つ。
名の由来は、夏にはかけてどんどん草が伸びて、垣根を越して隣の家まで侵入することから。

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
ゴマノハグサ科サギゴケ属、多年草、匍匐性の植物、花期:3月~5月、
水田の畔道や湿った草地に生える。白い花の種類は単にサギゴケと言う
花の大きさは、1.5~2cmです。
トキワハゼに比べて花が大きく、花色はやや濃い紫色をしている。
上唇(上側の花弁)の切れ込みが深い。 

トキワハゼ(常盤爆)
ハエドクソウ(ゴマノハグサ)科サギゴケ属、1年草、花期:4月~10月、
茎の先に小さな花をまばらに付ける。花冠は淡紅紫色の唇形で長さ1cm。
ムラサキサギゴケに似るが横に這う枝を出さない、花色が薄い、やや小ぶり、
上唇弁の裂け方、生息域等がやや違う。


コメツブツメクサ(米粒詰草)
マメ科シャジクソウ属 1年草 ヨーロッパ~西アジア原産 花期:5月~7月
花は直径7mmほど。花は黄色で長さ3〜4mmと小さく、5〜20個が球状に集まる。
道ばたや河原などに群生する。

キュウリグサ(胡瓜草)
ムラサキ科キュウリグサ属、越年草、花期:3月~5月、
和名は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることに由来する。
どこの畑でも見られるが、よく見ないと気がつかない。
直径約2mmの淡青紫色の5弁花を付ける、中心部は黄色い副花冠が目立つ。
ムラサキ科の特徴で花序の先が曲がる。これを「サソリ型花序」と呼ぶ。

ヤマルリソウ(山瑠璃草 )
ムラサキ科ルリソウ属 多年草 花期:4月~5月 湿りけのある所に生える。
茎の先に1~1.5cmの淡青紫色の花をつける。


??工事中 *ゲンペイコギク(源平小菊)  別名:ペラペラヨメナ 4/12訂正
*キク科エリゲロン(ムカシヨモギ)属 多年草 中央アメリカ中心の原産 花期:5月~11月
エリゲロンのように小形のキクのようですが、初めて見る種でよく分かりません。
google検索しても適当なものがあらず、もしかして成長途中の花でしょうか?
道路わきにあったので、今後気が付いたらどうなったか見てみます。
*ショカさんに教えていただきました。ありがとうございました。
*4/12に撮影したものです。やはり生育途中でした、ゲンペイコギクの名前の通り、白から赤色に花が変わるようです、続けて注視していきます。
花径1.5~2㎝程度の頭状花を咲かせます。
頭状花は中心部分の黄色い筒状花と、花弁のように見える周囲の舌状花からなる集合花で、花姿は小菊に似ています。
舌状花は咲き進むに連れて白からピンクへと変化し、株は2色咲きのように見えます。
ゲンペイコギクの名前は、この変化する花色に由来します。
**23/5/1写真追加 ピンク色の変化が認められましたゲンペイコギク確定。


エリゲロンの仲間は多くあります、ハルジオン、ヒメジョオン等と同じムカシヨモギ属で、
ゲンペイコギクは、エリゲロン・カルビンスキアヌス種のようです。

フデリンドウ(筆竜胆)
リンドウ科リンドウ属、越年草、花期:4月~5月、
茎葉は広卵形で全縁にキザギザない、茎の先に数個の青紫色の花を付ける。
ハルリンドウも花だけでは見分けるのは難しいが、一つの茎の先に1輪の花というのが分かり易い。

ツボスミレ(坪菫)   別名:ニョイスミレ
スミレ科スミレ属  多年草  花期:4月~5月、
花は匍匐する茎の葉腋から出て、花柄は立ち上がり、葉より少し上に出て花をつける。
花色は白で、上弁は反り返る。花弁には基部に向けて紫の筋が入る。
紫の筋の濃さには差があり、場合によっては花全体が紫を帯びる。
 スミレの名前を特定するのも難しいです、アオイスミレかもと思いましたが、
こちらにしました、他のスミレも間違いそうなので今回は割愛した。


タンチョウソウ(丹頂草)    別名:イワヤツデ
ユキノシタ科タンチョウソウ属、多年草、中国、朝鮮原産、花期:3月~4月、
花は、葉が展開する直前かほぼ同時に咲きます。花茎はまっすぐに伸び、上のほうで枝分かれして、
花径5mmほどの白い花を多数咲かせます。白い萼と白い花弁が重なり合って、
花びらが10枚あるように見えます。 ヤツデに似た掌状の葉 が数枚出る。

▼カキネガラシ?
カキネガラシの特徴と良く似ているんですが、四方八方に横に広がるように枝が伸びていなかったのでちがうのかも。
イヌカキネガラシにしても花が少し違うように思いました。

野草も次から次へと出て来ますね、名前も分からないものも出て来ます。
まだまだありますが、今回はこの辺でお終いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゲンペイコギク? (ショカ)
2023-04-12 11:07:22
MIMI69さん、おはようございます。

▼??工事中はゲンペイコギクに見えます。
返信する
ショカさん こんばんは、 (MIMI69)
2023-04-12 19:29:08
いつもフォローありがとうございます。
本日5日ぶりに見て来た写真を追加しました。
私も最初はゲンペイコギクと思っていましたが、エリゲロンの種類が多そうで待つことにしました。
これから白から色が変わっていくのか今後もみていくつもりです。
名前検索も過去のデータからののですので、名前は間違えて投稿しないようにしなければと思っています。
これからも宜しくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿