初夏の花後のシリーズ2は、綿毛,他のいろいろです。
花が終わると花びらが落ちてなくなるもの
色々な形で実を付けて中から種を弾くものや
綿毛とは言えなく、もふもふしたり、トゲトゲすものも
適当に集めてみました。
お馴染みの綿毛と言えば黄色い花からのタンポポでしょう。
▼セイヨウタンポポ キク科タンポポ属、ヨーロッパ原産の帰化植物。
タンポポの花が咲き終わり、綿毛が飛ぶ迄2週間程かかるので、飛ぶ時期は4月~6月です。
花が咲き終わると、花茎は地面に横たわり養分をためて、萼片は綿毛に子房が痩果へと
綿毛は箒の形で遠くまで飛んでいく。
キク科の植物に綿毛が多く見られる。
▼ノボロギクの綿毛
▼ブタナのまだ綿毛になる前の状態、ブタナはタンポポより花の高さが高い。
▼チガヤの綿毛 イネ科チガヤ属、
▼スモークツリー ウルシ科コティヌス属、
直径3mmほどの目立たない花を咲かせた後、残った軸の部分が羽毛のようになったもの。
▼タケニグサ ケシ科タケニグサ属、
草丈が高く、葉が大きな雑草で、白色のが蕾で花が咲き進むと綿毛のように見える。
▼ヤブジラミの実
▼オルレア’ホワイトレース’の実
花の咲いた後の形は、
風船型、木の実型、トゲトゲ型、固まって実になる型、豆型、
その他、まだまだありますが、実や果実になるものは、人間や鳥達が
楽しみにしている、又秋に向けて機会を見てアップしていきたい。
<一口メモ> 綿毛について
植物の綿毛はどれも同じように見えますが、でき方は種類により大きく異なる。
・ガガイモの綿毛は、種皮が変形したもの。
・オキナグサ、チングルマは、雄しべが羽毛状になる。
・ガマ、ヒメガマは、子房の下の長い毛が。
・ススキは、小穂の基部に出来た毛が。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー