ドクターリコの明日もHappy!

形成外科医リコの、美容と医療と育児と趣味のブログ。http://kitamurariko.com/

ニキビ治療に・・・ケミカルピーリングは怖くない!

2009-07-11 09:53:20 | 美容・医学
ケミカルピーリングって、聞いたことはあるけどなんだか恐ろしげ・・・なんて思っていませんか?

ケミカルピーリングとは一言で言えば「薬剤で皮膚の角質や表皮を剥離させる」治療です。ピーリングに使用する薬剤は、グリコール酸、サリチル酸、TCA、フェノールなど様々ありますが、それぞれの作用する深さなどの特徴によって使い分けます。たしかに、剥離作用の強いもの(びらん、カサブタができたり、赤みが続いたりするもの)もありますが、目的に合った正しい薬剤と施術方法でやれば、決して怖いものではなくて、ニキビ・脂性肌・ニキビ跡・シミ・くすみ・などに効果的な治療法です。

カリスクリニックでは、グリコール酸とマッシュピーリング(マッシュルームの酵素を用いた、よりマイルドなピーリング)を使用しています



グリコール酸はニキビ治療などに使用します。
角質を除去し、毛穴の詰まりを改善することでニキビの炎症を抑え、皮膚のターンオーバーを正常な状態に導きます。

2週間に1回、3ヶ月で6回のピーリングを行った症例です。
ニキビ、ニキビ跡の赤みや凸凹が改善してきています。肌のくすみもとれ、肌色が明るくなっていますね



マッシュピーリングは、グリコール酸に比べるとマイルドなピーリングなので、お肌の弱い方で使用することもありますが、どちらかと言えば他の治療との合わせ技で使います。
フォトRF、レーザーフェイシャル、アクシダーム、イオン導入などの前に行うことで治療効果を高めてくれる(角質を除去して、その後の治療の薬剤や光の入りを良くしてくれる効果がある)縁の下の力持ちです


カリスクリニック
コメント
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