額の真ん中やまぶた、鼻、鼻下などにでる赤あざをサーモンパッチと言います。
一緒にうなじの部分にも赤あざが出ることがあり、ウンナ母斑と呼ばれています。
サーモンパッチやウンナ母斑は「自然に消える」と説明されることが多いアザです。
しかし、他のところに比べるとまぶたは自然に消えることも多いですが、額やうなじは残ることが多く、特に色の濃いものは自然には消えません。
小学生くらいになって、あるいは大人になって。残っている血管腫が気になって…と受診される方もいらっしゃいますが、小学生くらいになると日焼けの影響でレーザー治療ができない場合も多く、赤ちゃんのうちに治療しておけばよかった、と後悔される方もいらっしゃいます。
額とまぶたのサーモンパッチ、4か月の女の子です。
小児科の検診で相談したら「消えるから放っておいていい」と言われたそうです。
この赤ちゃんのような濃いサーモンパッチはおそらく自然には消えません。そして毎日赤ちゃんと過ごしながら不安に思ったり、周囲の人から「どうしたの!?」と聞かれるお母さんの気持ちを考えても、「放っておく」わけにはいかないと思います。
2回レーザー治療後です。
ほぼ目立たなくなりました。
目隠し加工をするのがもったいないような、くりくりおめめのカワイコちゃん
症例写真のご協力ありがとうございます