生後2か月で受診されました。
おでこのV字型と左上眼瞼の赤あざ(サーモンパッチ)です。
おでこの赤あざは自然に消えにくく、大人になってもずっと残ってしまってお悩みの方も多いあざです。瞼の赤あざは自然に消えることもありますが、おでこの治療をするので一緒に治療しました。瞼のレーザー治療の場合は眼球を保護するコンタクトを使用します。
初診時
2回治療後
症例写真のご協力ありがとうございます
赤ちゃんの受診が多い当院の待合室は、え小児科と、びっくりされる方もいらっしゃるようです私は毎日可愛い子どもたちに会えてパワーを頂いています
副耳の治療についてはまずこちらをご覧ください。
こちらの患者さんは、
耳前部に大きめの副耳、頬にも一つ突起があり、これも副耳です。
術前
局所麻酔で日帰り手術を行いました
術後
2か所いっぺんに手術しましたが、よく頑張ってくれました
耳の前にぷくっとイボみたいなふくらみがある赤ちゃんがいます
「副耳」と言って、1%前後の赤ちゃんにみられます。皮膚だけの膨らみのこともあれば、中に耳の軟骨を含むこともあります。時々ですが、耳の前ではなく頬や首に見られることもあります。
悪いものではありませんし、機能的な問題もないものですが、ご本人が大きくなって見た目を気にしたり、お友達からからかわれたりで嫌な思いをしたりすることがあるかもしれません。
小さなものであれば、生まれてすぐに産婦人科で糸で縛ってしまう(その後腐って自然に落ちる)こともあります。
大きな病院で相談すると、だいたいは全身麻酔で手術しましょうと言われるようです。
こんな小さないぼに、全身麻酔までは…と悩まれるご両親が多いため、当院では可能な範囲(看護師が安全に動きを抑止できる月齢、複雑な軟骨形成が必要ない症例)に限って、局所麻酔で日帰り手術をしています。
左耳前部の小さな副耳。よく見るタイプです。
術後
局所麻酔して切って縫合して、5~10分で終わります
当日から入浴やシャンプーもOKです。