今年の紅葉はせっかくのピークが悪天候で台無しになってしまったさあ・・・・
悔しいなあ
それでも先祖のお墓を掃除して雪除けのカバーをかけて手をあわせてきました
実家の裏窓には落雪による窓の割れを防止するために大きな板をあてがい、水道の水も落としてきた
落ち葉もドッサリだ
やっと焚火の季節到来
燃え盛る炎をジッと見つめながら想いにふけるのも一興だ
けっこうこれが楽しい
お金もかからないしな
都会では絶対にできない行為
田舎街だからこそ存分に燃やせるのだ
薪ならば周囲に廃材がいくらでも転がっているしね((´∀`))
自然界の醍醐味を満喫
10月のタワーレコードで配布しているフリーペーパー「バウンス」にシカゴの特集が掲載されているとの情報を得た
早速アリオ店へ足を運んでゲット
ついでに店内のシカゴコーナーを探す
おお!ずらりとCDが並んでいるよ
よしよし・・・と
結構なことだ!!
はい!
さてさて皆さま
今月のSTAライブに向けての最終リハが行われました
と言いましても毎回2回のみでまとめあげるんだけどね( ´艸`)
ここのタイトルにも掲げているとおり初の恵庭ライブだ
今までにも何度も話はあったんだけれど、その都度メンバー達が都合つかず泣く泣く断念していたという経緯がある
でも今回は最強の布陣で遂に実現したわけ
結局は雨降って地固まる・・・という結果
かえって中途半端な状態よりも徹頭徹尾な環境で臨めるんだから良かったよ
7人編成
ただ、そのうち2人は今回のスタジオリハにはスケジュールの関係上不参加二・・・・(´;ω;`)
まあ、大所帯バンドの宿命で仕方ない
5人で音出し
マサ、ヤス、トモちゃん、ミツ、そしてタツ
リズムセクションとホーンセクション
くっきりとサウンドが分割されていて非常に興味深い
マサがいつものとおりにセットリストをガムテープで壁に貼り付ける
これはマサがステージでも利用
つまり自分がよく理解できればオーケー・・・・
だから原題、邦題、長いタイトルは簡略化して記載している
トモちゃんが「これってどの曲・・・??」と戸惑っている((´∀`))
100%初期の濃厚なる曲目ゆえに捻りの効いた邦題も多いからね
全曲が先月に来日公演で披露したシカゴからセレクト
こんなバンド、日本中探したってSTA以外にありえない
誇らしい事
知名度も絶大なんだからねえ!
立ち位置決め、譜面台の配布、スコアの準備、チューニング、ウォーミングアップ・・・・
5人だからスペースに余裕がある
リラックスムードに浸りながら談笑
空気が乾燥気味だから喉も潤す
ホーンの3人は椅子に座ってのプレイ
まずは軽くオープニングナンバーから
ヤスはかなりのブランクがあるにも関わらず前回のリハの時点でパーフェクト
流石、昔取った杵柄
体の隅々にまで心底敬愛するダニー・セラフィンが浸み込んでいるのが如実に伝わってくる
だから今回は余裕と貫禄で叩きまくる
自ら念入りに録音も怠らない
生真面目でストイックな性格故、とことん妥協を許さず追及と研究をかさねていく
そこのところがそんじょそこいらにゴロゴロと転がっている口先だけの自称ドラマー連中とは雲泥の差
一発叩いた音だけで唸るものがあるし説得力満載
リズムと管楽器のみが響き渡るから輪郭がくっきりと浮かび上がる
これもまたある意味では新鮮
普段、あまり聞き取れないパートもじっくりと確認できるしね
もちろんおざなりになどしないで徹底的に修正を加えていく
ユニゾンもベースのみで面白い
皆もそう思っているでしょう
コーラスもないので主旋律単体で歌う
時にはキーボード、ギターの部分は口でリフを歌ったり、ベースが代用で弾いたり、ソロはトロンボーンが吹いたり、ハイハットで刻みを入れてアクセントを示す
誰言うともなくとっさの判断で対応
この采配がお見事の一語に尽きる
正に阿吽の呼吸
足りない部分はお互い瞬時に補足していく
これって実力がないとできない技
過去の場合はもう自分の事だけでいっぱいいっぱいのメンバーばかりだったからね
時には自分のことでさえ満足に再現できない人もいたからサポートなんて到底無理な話
そんなわけでして淡々と普通の環境で進行
シンプルにタイトにストレートにあっさりと演じていくうちに和みムードが伝わってきた
ジックリと煮詰めていこうではないかい
ヤスを中心に解説、説明、質問も交えて演じる
鬼門ともいえる小節には何度も取り組んでいく
テンポダウンしてカウントから一人で演奏したり、2人で組んでみたり
最終的には全員でガッツリと再現してみたり
3連の繰り返しや、フィルの合図、ブレイクのアイコンタクト、エンディングにおける長さ、「ここでアドリブで合いの手を差し込むよ」と各自が意見を積極的に出し合って同じ目標に向かいより良い方向で向き合う
抜けている音もイメージトレーニングで克服
変拍子のところも慣れてきたようでスムーズに通過
音符で読み込む者、耳コピで覚えている者、感覚で克服する猛者とそれぞれが様々
そんな連中が一致団結して取り組むのだからそりゃあ想像以上の化学反応が沸き起こるわけだ
ただ譜面を見ながらぼうっと音を出しているだけの輩とは別格の存在を誇る
トモちゃんも早いものでSTAに加入して1年が経過した
その期間、膨大なものを得たことでしょう
他のバンドなんかでは決して体験できない素晴らしい事、
数多くのミュージシャン、会場、楽曲、対バンを含めてね
新婚ほやほやのタカも益々積極的にアンサンブルへ挑んでくるよ
ここのところ、ずっとトランペットが不在ゆえに念願のソプラノサックスでそこの音域をバッチリと吹き込んでくる
これには皆が大絶賛
頼もしい漢だ!!
ミツは生粋のジャズマンでありジミー・パンコウを心の師として仰ぐ盟友
シカゴの生パフォーマンスにノックアウトされたご様子でその時に興奮は今だに冷めやらず
ワイヤレス、アクション、テクニック、使用楽器やマウスピース、フォーメーションにと参考になったモノがたくさん
ステージにフル活用する所存
嬉しい可能性が満載
前半戦のリハを通過
中間は鬼門ともいえる組曲
本来ならば7楽章からなる壮大な作品
それを時間の都合上エディットして5楽章に
これを一気にプレイ
ヤスはここいら辺の分野はお手のもの
更なる改良を加えてくるほど
ヤスからも要望を提示
それに応じてホーンセクションもスコアへメモを書き込み
何ら違和感もなく再現
マサとミツにより珍しい変態チックなユニゾン
そこはミツ曰く「シカゴはあそこをとってもゆっくりとやっていたよね」
即座に2人でそこに取り組む
数回の音出しで息もあってきた
これはもうお互いの呼吸次第
もうそれしかない
長年相棒として信頼しあいながらも場数をこなしてきたからこそ
痺れるねえ
鳥肌が立ってきちゃう
これでまた一歩ご本家に近づいた!
やったあ!!
フィニッシュも豪快に決める
イントロだけでもコロコロと変化する曲がシカゴには多い
一聴しただけだと心地よく響いてくる曲でもいざ自分がやってみると難攻不落
シカゴは程よいポップテイストを加えているからそんな箇所は微塵も感じさせない
だからこそしたたかで偉大なバンドなんだ
歌詞も内容も奥深い
単純明快な歌詞なんて書かない
だからこそやりがいも半端ない
何度演奏しても飽きがこない
というかやればやるほどにその根底に潜んでいるメッセージに今でも驚愕しちゃうくらいだ
後半戦はヤスの爆音ドラムビートに導かれる形で怒涛のブラスロックナンバーへと一挙雪崩込み
息も絶え絶えにね・・・・
この辺のヤスには鬼気迫るものがある
それに刺激されたかのように他のメンバーも熱くスパーク
凄まじい光景
本番さながらに
息も絶え絶え
これヤワなミュージシャンならば序盤でノックアウトされちゃうよ
ついていけないから
もしくはずるく手抜きで逃げるのがオチ
そんな恥ずかしい行為はこのSTAにおいては絶対に許されない
よそのバンドでそれをやっていようがね
予備に用意されているのはあまりなじみのない隠れた名曲
これは滅多にSTAでも取り上げないんだけど、お気に入り
こういう側面を提示するのも大切なこと
引き出しの多さはピカイチ
エンディングの間合いを数回、色々とチャレンジ
微妙な隙間を読みあう
ベストマッチなところにはまったら決定!!
いつもよりも30分早めにリハは終了
来るべき恵庭ライブに向けて英気をたっぷりと養っておこう
STAはトリを務めます
対バン達もゴージャスこの上ない
一番ヘヴィなパープル・ブリンガーはど真ん中に登場
だからこそ最初から最後まで盛り上がり必至
確約しますよ
主催者のフジリン、よろしくお願いします!!!