昨日、乳がん検診の結果を知った。
敢えて、「乳がん」についてリサーチしないまま、この日を迎え、審判を待った・・・
「細胞検査の結果、クラスⅤと出ました。」
「・・・癌ですね。」
“あぁ、そうなんだ~”と言う感じで、「はい」と返事をする私。
先生は手術に向けて、対応していきましょうと、その為の検査をこの一週間の間に行い、その結果を踏まえ、家族同伴の上相談しましょうと、手際よくスケジュールを作って下さった。
この日は、採血と胸部レントゲン、心電図、肺活量の検査を済ませ、病院を後にし、その足で職場に向かい、事情説明、検査日程に合わせての休暇の申請などをお願いして帰宅した。
それから、改めて自分が抱えている「乳がん」について調べてみた。
前回、先生の試触診からマンモやエコーを撮り、その画像診断から細胞を採取した訳だが・・・この検査「穿刺吸引細胞診」はしこりに細い針を刺して細胞を取って、がん細胞の存在を確認するものだった。
「穿刺吸引細胞診」は、乳房に局部麻酔を施した後、しこりに細い注射針を刺し、細胞を吸引する。
実際、検査を受けてる自分は目にしていないが、針が刺され、何かバキュームされてるのは分かった。
しこりがはっきりしていて、針がその的にちゃんと命中していれば、何千と言う細胞が採取できるそうだ。
その結果「癌である」と出れば、その病変は98~99%の確率で、実際に「癌」であると確定できる。
細胞診の結果はクラス分類されていている。(これは、がんの広がりや進行度を表すステージとは別物)
クラス分類は細胞の正常~異型(がん細胞)の間を5段階に分けたもので、クラスⅠ・Ⅱは「良性」、クラスⅤが「がん細胞」と判断される。
クラスⅠ・・・異型細胞のない
クラスⅡ・・・異型細胞は存在するが、悪性ではない
クラスⅢ・・・疑わしい細胞が存在するが、悪性と断定できない
クラスⅣ・・・悪性細胞の可能性が強い
クラスⅤ・・・確実に悪性である
私は3ヶ所、5検体を採取したが、それぞれⅡ・Ⅴ・Ⅴと結果が出ていた。
先生がもう一点、とても気にされていたのが、マンモのX線写真に写っている「石灰化」だった。
「石灰化」は、乳管の中にがん細胞が密集してくると、中心部分のがん細胞まで栄養が届かず、栄養がもらえないがんは細胞は壊死し、壊死したがん細胞に、乳腺組織内のカルシウムが沈着して起こるそうだ。
「石灰化」はがん以外の原因で起こる事も多く、「石灰化」イコール「乳がん」ではないので、「穿刺吸引細胞診」を行ったんだと言う事を理解した。
マンモグラフィーは、「乳がん」のしこりを見つける為だけではなく、この「乳管の中に潜む異常な石灰を見つける事」にあったのだ。
こうして、我がおっぱいには「がん細胞」が生息している事が明らかになった・・・
次に受ける予定の検査は「骨シンチ(コツシンチ)」
これは、放射性医薬品を使う骨の核医学検査。
がんが骨に転移していないかを調べるものだった。
この検査に用いられる薬は、放射線を出すラジオアイソトープ(RⅠ)が含まれていて、骨の代謝や反応が盛んな所に集まるそうだ。
その性質を利用して、骨の腫瘍や骨の炎症、骨折の診断をすると言う。
「乳がん」では、骨転移が疑われる時や、骨転移の治療の経過を見る時に行うそうだ。
「手術に向けての全身の検査」と表現された先生は、だいぶ患者の私に対して配慮し言葉を選ばれたんだなぁ~と改めて思った。
「乳がん」の遠隔転移では「骨転移(コツテンイ)/がん細胞の骨への転移」が最も多くみられるそうだ。
骨シンチで、全身の転移が一度に分かりるそうだ。
この他、胸部のCT検査、腹部のエコーなどの検査を受ける予定。
つまり、全身の転移について、調べる検査郡だった。
本当に不思議なほど、冷静。
現実感が無いのも一因かも・・・
今回受ける検査結果が、やはり一番重いものになるから、家族同伴での面談になっているんだなと今更に納得している。
ともかく、自分の体、しっかり向き合っていくしかない。
関連過去記事: 乳がん検診、再び
敢えて、「乳がん」についてリサーチしないまま、この日を迎え、審判を待った・・・
「細胞検査の結果、クラスⅤと出ました。」
「・・・癌ですね。」
“あぁ、そうなんだ~”と言う感じで、「はい」と返事をする私。
先生は手術に向けて、対応していきましょうと、その為の検査をこの一週間の間に行い、その結果を踏まえ、家族同伴の上相談しましょうと、手際よくスケジュールを作って下さった。
この日は、採血と胸部レントゲン、心電図、肺活量の検査を済ませ、病院を後にし、その足で職場に向かい、事情説明、検査日程に合わせての休暇の申請などをお願いして帰宅した。
それから、改めて自分が抱えている「乳がん」について調べてみた。
前回、先生の試触診からマンモやエコーを撮り、その画像診断から細胞を採取した訳だが・・・この検査「穿刺吸引細胞診」はしこりに細い針を刺して細胞を取って、がん細胞の存在を確認するものだった。
「穿刺吸引細胞診」は、乳房に局部麻酔を施した後、しこりに細い注射針を刺し、細胞を吸引する。
実際、検査を受けてる自分は目にしていないが、針が刺され、何かバキュームされてるのは分かった。
しこりがはっきりしていて、針がその的にちゃんと命中していれば、何千と言う細胞が採取できるそうだ。
その結果「癌である」と出れば、その病変は98~99%の確率で、実際に「癌」であると確定できる。
細胞診の結果はクラス分類されていている。(これは、がんの広がりや進行度を表すステージとは別物)
クラス分類は細胞の正常~異型(がん細胞)の間を5段階に分けたもので、クラスⅠ・Ⅱは「良性」、クラスⅤが「がん細胞」と判断される。
クラスⅠ・・・異型細胞のない
クラスⅡ・・・異型細胞は存在するが、悪性ではない
クラスⅢ・・・疑わしい細胞が存在するが、悪性と断定できない
クラスⅣ・・・悪性細胞の可能性が強い
クラスⅤ・・・確実に悪性である
私は3ヶ所、5検体を採取したが、それぞれⅡ・Ⅴ・Ⅴと結果が出ていた。
先生がもう一点、とても気にされていたのが、マンモのX線写真に写っている「石灰化」だった。
「石灰化」は、乳管の中にがん細胞が密集してくると、中心部分のがん細胞まで栄養が届かず、栄養がもらえないがんは細胞は壊死し、壊死したがん細胞に、乳腺組織内のカルシウムが沈着して起こるそうだ。
「石灰化」はがん以外の原因で起こる事も多く、「石灰化」イコール「乳がん」ではないので、「穿刺吸引細胞診」を行ったんだと言う事を理解した。
マンモグラフィーは、「乳がん」のしこりを見つける為だけではなく、この「乳管の中に潜む異常な石灰を見つける事」にあったのだ。
こうして、我がおっぱいには「がん細胞」が生息している事が明らかになった・・・
次に受ける予定の検査は「骨シンチ(コツシンチ)」
これは、放射性医薬品を使う骨の核医学検査。
がんが骨に転移していないかを調べるものだった。
この検査に用いられる薬は、放射線を出すラジオアイソトープ(RⅠ)が含まれていて、骨の代謝や反応が盛んな所に集まるそうだ。
その性質を利用して、骨の腫瘍や骨の炎症、骨折の診断をすると言う。
「乳がん」では、骨転移が疑われる時や、骨転移の治療の経過を見る時に行うそうだ。
「手術に向けての全身の検査」と表現された先生は、だいぶ患者の私に対して配慮し言葉を選ばれたんだなぁ~と改めて思った。
「乳がん」の遠隔転移では「骨転移(コツテンイ)/がん細胞の骨への転移」が最も多くみられるそうだ。
骨シンチで、全身の転移が一度に分かりるそうだ。
この他、胸部のCT検査、腹部のエコーなどの検査を受ける予定。
つまり、全身の転移について、調べる検査郡だった。
本当に不思議なほど、冷静。
現実感が無いのも一因かも・・・
今回受ける検査結果が、やはり一番重いものになるから、家族同伴での面談になっているんだなと今更に納得している。
ともかく、自分の体、しっかり向き合っていくしかない。
関連過去記事: 乳がん検診、再び
ぐるくんさんは今どんな気持ちですか?
私は、記事を読んで目がしらに涙が溢れかけました。 ぐるくんさん、私うまい言葉をかけられないけれど大丈夫。絶対大丈夫!
まずは、予定されている検査を1つ1つクリアーしていきましょう。
そのうえで、ぐるくんさんが納得いく方法があるはずです。
あぁ<(_ _;)>私文章力ないなぁ
今、結果を聞いて・・・ショックです。ぐるくんさんご自身はもっとショックだと思います。
今は、いろんな治療法があると思うので、信頼できるお医者さまと家族と一緒に、ぐるくんさんにとって一番いい方法を見つけて欲しいです。
ぐるくんさん、ファイティ~~ン!
何でもないといいなぁ~と思っていたのに・・・。
色々調べたんですね。
「本当に不思議なほど、冷静。」
私もそうでした。友達の方がビックリしてったけ。
でも色々考えてしまうと思うんです。
いつでもガス抜きに来て下さいね。
美味しいものを食べよく寝て下さい。
これから長い付き合いになりますから。
ワタシも乳ガン検診で2度ひっかり・・
マンモ経験も3度あります。
それくらいのコトでいろんなコト
ぐるぐるまわってたのに・・・
不思議なほど冷静・・・
なぐるくんさん強い!!
でも絶対大丈夫です!!
ゆーこさん、
maririnさん、
あゆひょんさん、
お心遣い、ありがとうございます。
皆さんからのあたたかいコメントに、一番、胸がつまり泣けました・・・
本当にありがとうございます。
現在、他への転移を調べている最中で、最悪、自分の余命を見つめる事態になるやも知れないのですが・・・今からその事を悩んでみても仕方ないので、割と心穏やかでおりますw
強いのではなく、たぶん危機感や現実感の把握が出来ていないからだと思います。
まだ、他人事のような・・・w
皆さんの応援を力に、しっかり向き合っていきます!
ここに来るの 遅くなりました。
なんだか 自分のことのようで・・やはり言葉でません。
わたしも実は 同じような 経験してます。
今は元気ですが。
ただ 言えることは 治らない病気じゃなくなってること
とてもいい お医者さまとめぐりあったこと
きっと なおりますよ。
実は 私 術後に 担当医と喧嘩して
担当かえさせちゃったんですよ。ww
世に言う ドクターハラスメントですか?
なので 安心して 治療してください。
応援してます。
そうなんですか・・・ 言葉がみつから無いです
これからの検査・治療 大変でしょうが
私も 心から応援してます!!
思いがけない結果に呆然としています。
私は10年ほど前、子宮ガンの方でひっかかり
Ⅱ~Ⅲの状態で1年ほど経過観察をしたことがあります。
最初に再検査を告げられた時は、かなり動揺しました。
今は年に1度の検診を何事もなくクリアーしています。
ぐるくんさん、こらからの検査や治療、大変だと思いますが、
きっと治癒されることとお祈りしています。
昨日、このブログを読んでから、昨年秋にあった母の入院(心臓の弁と動脈の一部交換手術)を思い出していました。(なにせ、6人抜きの手術だったので・・・)
ぐるくんさん、信頼できるお医者様にめぐり合えてよかったですね。
今までもそうだと思いますが、いいこともつらいことも苦しいことも、正直にお医者様に伝えてくださいね。
(伝えないで、母がよくしかられていました)
もちろん家族にも・・・。
甘えてるな、と思わせるくらいいいと思います。
もちろん、私も応援しています。
RTママさん、
本当にカフェの仲間には、支えて頂きありがとうございます。
私はあえて、がんの告知を受けた事を隠さず、職場の仲間にも話しています。
おっぱいも今はあるのでw、しこりの感覚を知ってもらおうと触ってもらって、自己診断の指針になればと思っています。
今日は、今まで検査だったので、疲れましたw
慣れない事をするのは、たとへほとんどベッドで横になっているだけでも、疲れます。
心強い応援に支えられ、感謝しています。
ありがとうございます。