読む日々

テーマばらばらの読書日記

恋い恋いて

2015-01-13 | 
城 成夫「恋い恋いて」

2010年発行なんだけど、舞台は戦争末期で、それについての語り役というか、現代?の設定が昭和40年代なので、よく背後関係が掴めない感じ。

戦争末期、洋館に住むお嬢様姉妹と、そこに居候しながら大学へ通いつつも学徒動員で特攻隊となる青年。

彼は妹の方と恋仲になり、妹は知覧まで彼を追いかけて最期の日々数日を過ごし、2人、そこへ人生を凝縮させる。

戦後洋館の跡地で見つかった人骨を、妹のものでは、と訪ねてくる姉。
彼女も実は青年へ思いを寄せていた。

海軍の戦況等詳しく書かれてます。が、映画等で見てるので飛ばし読み。

面白いかと聞かれたら返答に窮するなぁ。

満足度60

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