読む日々

テーマばらばらの読書日記

秋の森の奇跡

2013-01-29 | 
林 真理子「秋の森の奇跡」

人生の秋。
中年期のことみたい。

兄家族と二世帯住宅に住む母が痴呆。
そんな時期に、家具店店主の裕子に男の誘い。

恋だと思って関係を持つが、相手は遊び。
その後、名門私立校の教師である夫と、卒業生の母との関係が週刊誌に取り上げられる。

母の件も迷惑そうな夫に反発し、施設に入れる予定の母の家で、娘を連れ同居開始。

今度は誠実そうな製薬会社の男と出逢い惹かれ合う裕子。

夫との家に戻るが、男とは正式に(?)付き合う事に。

お互い家族に隠したまま、歳をとるまで一緒にいようと誓い合う。


って本でした。
後味悪。
裕子の気持ちは同世代としてわからなくもないけど、母親の件では取り乱しすぎ。男の事も、一度痛い目にあって、また次、ってどうなん?

最近、林真理子が2006年当時、周りの女性はみな雅子さまが大好き、紀子さまは人気ない、って書いてるのを知って
「わかってないなあ」と思ったけど、同じような感想をこの本で感じたかも。(あ、2006年じゃなくて、昨年みたいですね。)

満足度50

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