読む日々

テーマばらばらの読書日記

ルリユールおじさん

2019-06-13 | 読み聞かせ
6/13読み聞かせ資料2

いせひでこ「ルリユールおじさん」




すっごく綺麗な絵!
もう絵だけで一目惚れ!

そして、内容も、最後読んで泣いて声が出ず。
本番大丈夫かしら?と心配したけど30回くらい読んだら平常心で読めるようになった。

フランスの職業、ルリユール。
傷んだ本を直す職人さん。

出版と製本が別々に扱われるフランスならではの職業らしいけど、もはやフランス国内でも一桁の人数しかいらっしゃらないそう。

そんなルリユールに惹かれた作者がパリにアパートを借りて工房でスケッチし続けてできた絵本。

主人公の女の子が、大好きな図鑑を直してもらうお話なんだけど、パリの街の佇まいと、ルリユールの仕事への誇り、優しさにじーん。

ラストが泣ける。とにかく泣ける。

大好きな一冊になりました。

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