ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

2008年9月7日、唐津を歩く(2)

2014年04月22日 22時46分38秒 | 旅行記

今回は、「待合室」に第318回として2009年6月15日から22日まで掲載した記事の再掲載です。内容は、一部を修正しましたが、基本的に当時のままですので、御注意ください。

 

 唐津駅を降り、アーケード商店街を歩き抜けました。目標は唐津城址です。商店街を抜けてバス通りに出ます。すぐに、非常に気になる建物を見かけました。

 おそらくは大型店舗用のものであると推測できますが、既に店舗として使われなくなってから久しく、外壁が傷んでいることがわかります。 ここのところ、残念ながら日本各地の趨勢ともなっている中心街空洞化を象徴するものが、この唐津の街にもあります。

 唐津のバスターミナル(?)としても利用されている建物なのですが、人通りがありません。そもそも、私が歩いた日曜日の午後、というより夕方ですが、唐津駅前の商店街はそれほど人通りが多くありません。しかし、それでもこの建物の周りはほとんど人が歩いていないだけに目立ちます。

 上のほうに「MAIZURU」と書かれていた跡がありますが、おわかりでしょうか。実は、歩いている時には気付かず、こうして写真に撮影して、パソコンに取り入れてからわかったことでした。

  ピントが外れた写真になってしまい、申し訳ございません。ここは、地元のまいづる百貨店本店があった場所です。

 先ほどの建物に近づいてみました。明らかに店舗の入口であった所には、御覧のように警告表示が出ていました。ここがいつ閉店し、このようになったのかはわかりません。このような警告文が貼られているということは、 夜間に人が滞留したりするということでしょうか。建て替えたりしない限りは、犯罪の温床になりかねないようにも思われます。

裏のほうに回ると、閉店してから結構な年数が経っているということがわかります。営業当時の様子も想像できるだけに、非常に痛々しい姿です。

 しばらく歩くと、現在のまいづる百貨店に着きます。正確に記すならば、経営しているのがまいづる百貨店で、ここはまいづる本店というショッピングプラザです。詳しい経緯はわかりませんが、 駅の近くにあった本店がこちらに移動し、業務形態を変更した、ということのようです。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 川崎駅東口のさいか屋が来年... | トップ | 2008年9月7日、唐津を歩く... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行記」カテゴリの最新記事