小うつな人・ケアマネな人、を応援する日記

小うつな方・ケアマネな方、どっちでもある方のために捧げる、ネタのたわごとです。めざそう癒し人!?

これはヤバい!

2011-05-09 10:14:50 | 日記
要介護申請2960件滞る 大震災で行政機能まひ

2011/05/09 08:38 【共同通信】

 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県で、介護保険適用に必要な「要介護認定申請」が少なくとも2960件滞っていることが9日、各自治体への取材で分かった。被災による行政機能のまひが原因で、被害が甚大な15市町村では「介護認定審査会」も開けていない。今後長期間、多くの高齢者が認定を受けられない可能性も出てきた。

 被災地では避難先で衰弱し介護を求める高齢者が増加。厚生労働省は認定ができない場合、ケアマネジャーが独自に要介護度を判定する暫定ケアプランでの対応を通知しているが、専門家は「暫定プランではケアマネジャーが要介護度を低く見積もりがちで、十分なケアを受けられない懸念がある」と指摘する。

 申請が滞っているのは5月4日時点の集計で岩手県6市町の580件、宮城県14市町の1816件、福島県12市町村の564件。宮城県石巻市や岩手県陸前高田市など件数を正確に把握できていない自治体もあり、実数は2960件を大幅に上回っているとみられる。

 特に影響が大きいのは宮城県沿岸部で、意見書を作成する医師や審査会のメンバーも被災、気仙沼市、石巻市など6市町で審査会が再開できていない。

 宮城県では通常、半年から1年ごとに行う認定更新分が申請の7割を占めている。同県は今回、更新分だけでも自動的に延長を認める特例措置を政府に要請中だ。

 福島第1原発事故も重なった福島県は8町村で審査会が開けていない。警戒区域で住民が避難した大熊町は、全国に散らばった住民の避難先自治体に調査や審査を委託している。

 介護保険制度に詳しい、淑徳大の結城康博(ゆうき・やすひろ)准教授は「要介護認定には煩雑な事務作業が必要で、被災自治体にやれというのは酷だ。政府は当面は無条件の介護サービスを認める特例措置をつくるべきだ」と話している。

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仮にプラン作成ができたとしても、受け入れる側の介護事業所がいっぱいいっぱいである可能性もある。
暫定で、福島県に、行きましょうか?
何がどのくらい不足しているのか?情報を求めます。

福島県の住宅・教育関係情報(5/9付け)

2011-05-09 10:00:28 | 日記
福島県の住宅・教育関係情報(5/9付け)

福島民報より引用。


住宅関係情報

▼住宅金融支援機構=災害復興住宅融資を受け付ける。融資を受けて返済中の被災者は方法の変更も可能。相談窓口はフリーダイヤル(0120)086353。午前9時~午後5時。
▼国土交通省住宅局総合受付=日曜、祝日を除く午前10時~午後5時。「住まいるダイヤル」被災地専用フリーダイヤル(0120)330712。一部のIP電話からは tel:03(3556)5147
▼富岡=応急仮設住宅の入居者を25日まで受け付ける。郡山市と三春町に計500戸提供。期間は原則1年で特別の事情がある場合は2年。75歳以上の高齢者がいる世帯、重度の障害がある家族がいる世帯、妊婦や3歳未満の乳幼児がいる世帯を優先。応募多数の場合は抽選。町災害対策本部フリーダイヤル(0120)336466
▼浪江=応急仮設住宅と借り上げ住宅の入居者を募集。問い合わせはコールセンター tel:090(1710)8468、8436、090(6064)2853、2875、3785、090(6603)2023、2280、2349、2438、2591(午前8時半~午後5時)
▼葛尾=応急仮設住宅と借り上げ住宅の入居者募集。担当窓口 tel:0242(83)0271
▼郡山=住宅相談はミューカルがくと館で午前8時半〜午後5時15分。
▼会津坂下=被災者向けの住宅相談は町災害対策本部 tel:0242(84)1533

教育関係についての情報。

▼テクノアカデミー=入学式を郡山校は9日、会津校は10日に行う。浜校の計測制御工学科、機械技術科、建築科は郡山校、自動車整備科は会津校に移転して実施する。
▼放送大学=新規入学生対象の入学の集いが15日にいわきサテライトスペースで開催される。同スペースは10日から通常業務を再開。火~金曜午前10時~午後6時。土、日曜午前9時半~午後5時半。
▼南相馬=災害復旧業務などの理由で保育が困難な市民のため、鹿島区の保育園を臨時開園。幼児教育課 tel:0244(24)5242
▼浪江=学校に関する相談事 tel:080(2807)6933、6951(午前8時~午後5時半)
▼葛尾=転校などの相談は最寄りの市町村教委か臨時村役場。
▼福島市私立幼稚園協=避難中の3〜5歳児を受け入れ tel:024(541)4230
▼県奨学資金緊急採用制度=震災などにより修学困難となった高校、専修学校高等課程在学者を対象に実施。貸与月額は国公立が自宅通学1万8千円、自宅外通学2万3千円、私立が自宅通学3万円、自宅外通学3万5千円。問い合わせは県教育庁学習指導課 tel:024(521)3364
▼震災に伴う他都道府県と個人・学校からの児童生徒受け入れ=問い合わせは県教育庁教育総務課 tel:024(523)1710、1720(福島一小内。午前8時半〜午後5時􅄜分)。各市町村教委も問い合わせに応じる。

聴く哲学その4-自立ということの勘違い

2011-05-09 08:56:57 | 弱さへの思考
聴く哲学その4
よく「自立」ということが言われます。この思想は勘違いされてきたと思います。それって「独立」、つまり人に依存しないことでしょ。でもね、人間の社会は分業でなりたっている。まるごと一人でできるものなどありません。
ふだんは税や料金を支払い、プロによる社会サービスを受けるわけだけど、いざとなったら身の回りで助けあう、そういう相互支援のネットワークを使える用意があること、これが本当の「自立」です。(鷲田清一氏)