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ロシア&中国、極東で戦略爆撃機共同巡回飛行

2020-12-24 14:19:12 | アジア情勢複雑怪奇
トランプ周辺のtwitterをフォローしてるんだけど、ここのところは、選挙を盗んだ、というスローガンから一歩進んで「アメリカを盗んだ」とかいうフレーズも使わているらしい。

ウクライナを盗んだのが運の尽きだったんじゃないのかと言ってみたいものがある。

前から書いてるけど、アメリカの選挙が不正まみれなのは別に今日始まったわけではないし(ついこの間まではイスラエル/ユダヤ系の買収が問題だったがみんな忘れたらしい)、アメリカが外でやってることに比べれば誰も死んでないんだから大したことではない、と評することもできるでしょう。イラン人なんかは、ソレイマーニを殺した大悪党がごだごだ言ってる様は無様だなと笑ってると思う
Iran's president compares Trump to hanged Saddam, predicts US president may meet same fate


そういう視点で見ると、アメリカは単に弱ってて、法と秩序が機能しておらず、その上、「Make America Great Again」の熱心な支持者が従来の福音派と、法輪功関係者というのは、なにそれ?といった事態ですよね、ほんと。

極東でプロパガンダをこじらせた支援団がアメリカを戦争に引き込もうとしているのにMAGAもないだろう、って感じ。民主党は、欧州方面でこじらせた支援団がナチ・リベラルの中核だからね。考えてみると、滑稽な図面。


そんな中、極東方面では、昨日、ロシア軍と中国軍が戦略爆撃機を飛ばして、東シナ海、日本海を共同パトロールしていたことが、ちまちまっとしか扱われていないけど、しかし大きな出来事でしょう。

さすがにアメリカABCは普通に懸念を示すような書き方をしていた。

MOSCOW -- Russian and Chinese bombers flew a joint patrol mission over the Western Pacific Tuesday in a show of increasingly close military ties between Moscow and Beijing.

日本では日経がこんな書き方をしていた。だがしかし、なぜこのパトロールで何が飛んでいたかを書かないのだろうか。

中ロ軍が共同巡回飛行 日本海、東シナ海の公海上空
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR22CA30S0A221C2000000

飛んでいたのは、ロシアは、戦略爆撃機Tu-95、2機

中国も戦略爆撃機H-6、4機

エスコートしてたのはロシアのSu-35Cだそうだ。

メッセージはクリアだ、ってやつですね。

中国のH-6は元をたどればツポレフだから、兄弟飛行のようなもの?

映像はこれ。

Tupolev TU-95MS & Xian H-6K | Russian and Chinese strategic bombers conduct joint patrol

かっこいー、とか言っちゃいそうだけど、日本にとってはまぁその、大変。

だけどこれは今大変になったんじゃなくて、そもそも基本装備はソ連時代からのアップグレードなので、今も昔も何も変わっていませんでしたと言ってもいいでしょう。

これに対して日本は、北朝鮮脅威だの中国脅威だのを煽りつつ、法外なといってもいいほど軍事予算を増やしている。

それはつまり、今後もこの2国を打ち破るために頑張るということなんでしょう。何をどうするつもりなのか知りませんが、「不沈空母」思想が終わらない限り、私たちに安心はないんだなというお話ですね。



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3 コメント

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Unknown (にゃんこ)
2020-12-24 22:14:02
中国の動画をよく見るのですが(中国語は分かりませんが)軍歌など見ごたえのある動画が多いですね。コメント欄には、アラビア語、ロシア語の投稿が多い。シリア、ブルガリア、パキスタン、アルジェリア、チリからの英語のコメントもあります。イラクからはrespectというコメントもある。イタリア、スペインから感謝のコメントがある。医療支援かなにかに対してらしい。日本とは別の世界があるということ、日本人は知らないですね。
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ロシア中國共同の極東サーチスキャン! (ローレライ)
2020-12-26 19:28:19
爆撃機兼用潜水艦キラーなので水中と地下のサーチスキャンが共同で行われた!
返信する
中露の間 (金 国鎮)
2020-12-27 11:25:20
数年前に読売テレビのインタビューにプーチンが登場した。
中国がロシアの友好国であると強調していた。
かってのソ満国境に多くの人が今も住んでいるが
人口の格差があまりに大きい。
ロシア側は数百万、中国側は一億を超える。
中国の経済規模をもってすればロシア沿海州を飲み込んで不思議はないがロシアはそれを望まない。

沿海州方面の中露の経済交流を見ていてもお互いに何を望んでいるのかよくわからない。
鳥取から韓国を経由してウラジオストックにフェリーが周遊している。
本格に始めなければならないのはお互いの情報公開だろう。
沿海州・中国東北の経済が自立してくれば東アジアの
政治情勢は必ず本来の形に向かうだろう。
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