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UK、またも謎の物質事件発生

2018-07-04 21:40:36 | アジア情勢複雑怪奇

UKで、またも謎の物質にさらされた人が重体となる事件が起こったそうだ。

対テロ警察が調査中だそう。

Wiltshire 'major incident': Counter-terror police investigate as Amesbury pair 'exposed to unknown substance' 

https://www.telegraph.co.uk/news/2018/07/04/major-incident-inamesbury-unknown-substance-leaves-two-people/

 

私としては興味の焦点は、UK当局者が、いつ、これはロシアのせいだと言い出すの、ですね。

発生日が7/4で、既に当局がまだ物質が何なのかも特定されていないのに「重大事件」と言ってるそうなので、ロシア疑惑認定はそう遠くはないでしょう。

  • 1日目(7/5 ロンドン時間)
  • 2日目(7/6 同)
  • 3日目(7/7 同)
  • それ以降

 

オッズは、3倍、5倍、2倍、1.5倍みたいな感じか? 

 

こうなった原因としては、

化学兵器禁止機構のやり方がフェアじゃない、というか、イギリス or UK/USが介入しまくってるから、こんな機構なら入ってても仕方ないかもな、と先週あたりロシアが言っていたと思うので、それがらみかもしれない。

また事件を起こして、報道統制して騒ぎを作るという手法。

あるいは、昨日、イングランドチームがベスト8に残って、それに伴いかなり多くのブリテン人がロシアに行っていて、相当にロシアに対する好感度が上昇しているように見えることを危惧した人々が、嘘でもなんでも、イワシに頭があった!でも、ハチは飛ぶことが判明!でもなんでもいいから記事を出して、話題を作ろうという算段か?

 

実際、サッカーを報道しないわけにはいかないが、それと同時に楽しそうなロシアでの大会の様子は報道しない、という仕切りでは既に間に合わなくなっていると思う。そもそも、イギリス、アメリカ、オーストラリアあたりの人たちがかなりの人数ロシアを訪問していから。

そういえば、UKの若者が、ロシアのテレビのニュース報道の中で、あなたが思ってたロシアと違うかとか聞かれて、ブリテンのメディアは金のために書いてるからさ、とかさらっと答えてたのを見たばかりだったりもする。

まぁ普通にブリッツとかアメリカ人、カナダ人ってこういうことを言う人はとても多い。

通常ならそんなに気にならないんだろうけど、なんせロシアは、50年か150年か、地域によりメディアによるだろうが、なんせ長い時間をかけて報道やアカデミズムを駆使して、お前あそこは怖いとこ、行ったら監獄、当局者がお前を無体に扱うとかとか言い続けてきたところ。暗いロシア、じめじめして陰湿なロシアのイメージをせっかく作って来た。

ところが、まぁ時期も時期だし、明るいし暑いし、建物立派だし、施設は便利、人々は明るいの通りこして、明るい太っちょの親父やおばばとかうるさいし(笑)。

若者はかわいいし、なかなかカッコ人もいればダサい人もいる。なんだ俺たちと同じだなと多くの人が思ってることでしょう。

ということで、この陰湿な反ロシアで儲ける体制護持派にとっては危険な状態が近づいていることはどこからも明らか。

 

■ D-Notice

つか、そもそもスクリパル親子事件をまずどうするつもりなのよ、ブリッツったらというのを誰も突っ込めない。突っ込めないのは、この件はD-noticeがかかっているからだろうというのが、もっぱらの噂。

D-noticeとは、Defence and Security Media Advisory Noticeの呼び名の1つ。防衛・安全保障に関するメディアに対する助言通知、みたいな感じか。

要するに、軍事や安全保障に関することでメディアを規制する公式の仕組み。最初に作られたのは戦前で、イギリスはそれをずっと設置したまま。

wikiにもあった。

DSMA-Notice

これによれは最初の設置は1912年だそうだ。その後何度か改正されつつ、結局残ってる。

 


 

 


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Unknown (Rolling Stone)
2018-07-06 22:53:08
TAKUMI様、こんばんは。

果たして、イギリスは「今回の事件について、ロシアが前面に出て説明すべきだ」と主張してきましたね。
凶器が旧ソ連製のノビチョクだというだけで、どうして即、ロシアが犯人だという結論に飛躍するのでしょうか。

ソ連が崩壊してから早30年近く、崩壊後の動乱の中で各国に人材も流出しましたから、今やどこの誰がノビチョクを製造可能で、かつ、誰がどのように事件現場に持ち込んだかなんて、容易には特定できないはずですが・・・。

ところで、Yahoo!ニュースでとんでもない事実を知りました。

英 神経剤で2人重体 元スパイ暗殺未遂の残留物か
ttps://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180706-00000005-ann-int

事件に使われた物質がノビチョクだと「特定」できていたにもかかわらず、イギリス当局は除染作業の徹底はもちろん、除染されたかの確認も十分に行っていなかったのでしょうか。
万が一、除染の確認ができなかったとしても、現場付近への立ち入り・通行規制を敷かなかったのでしょうか。

あれだけこれは許されざる無差別テロだと主張しておきながら、市民の安全を守ろうという意識が十分に感じられないのが不思議です。
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