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週刊 日本の100人 改訂版 2012年 3/13号 [分冊百科] |
デアゴスティーニ・ジャパン |
前回、今後に期待すると書いたけど、とりあえず10号まで信長、家康、政宗、西郷さん、とみんな卒なくいっていると思う。電車の中とかちょっとお出かけとかいう時に気軽に持ってあるけるので楽しみにしてる。
ただ、いや本筋からは外れるけど、第10号真田幸村は、ちょっと苦笑。 表紙は思い切って草刈正雄さんにしてほしかった。
誰がなんといっても、幸村はこの顔じゃないともう納まりがつかない、という人は私だけじゃないはず。
『真田太平記』(1985年)は、今になって考える間でもなく当時でもいろいろ史実的には無理があったんだけど、それでも、なんというか、一人の武将の心情にこんなに同調させられる作品というのもそうはない。
もちろん、池波正太郎先生の原作が良いから、ドラマを通して主人公のキャラにブレがないというのが最大のポイントだとは思う(NHkの大河ドラマは、書き下ろしだと途中から無理が出てきてみてて辛くなるものがままある。例:『徳川家康』(1983年))。
しかし、それを置いても、草刈さん演じる真田幸村はよかった。悲しい話だけどね。