佐藤琢磨、2013年始動!
いよいよ待ちに待ったインディカーシリーズが開幕した。
今季からAJフォイト・レーシングへ移籍し新たな気持ちで迎えた開幕戦、セントピーターズバーグ。
琢磨、予選でいきなりフロントロウ(二番手!)を獲得。
そして決勝START・・・・・・、
二番手を死守しながら激走を見せるも32周目、他車と接触!
フロントウイングを破損しペースダウンを余儀なくされる。
そこで二者択一の選択に迫られる・・・・・・。
順位は大幅に落ちるが、一旦ピットに入り破損したウイングを交換、新たにコースにもどるか・・・・・・、
多少の順位は落とすものの交換はせず、ダマシダマシ走法とテクニックで上位を狙っていくか・・・・・・、
▲琢磨は・・・・・・後者を選択(エーがな♪エーがな)
そこからアンダーステアと格闘しながら一時16番手まで順位を落とすものの、
攻めの走りを続けた佐藤琢磨。
そして、終わってみればポイントゲットとなる8位でフィニッシュ!
侍ジャパンだけじゃない、世界に挑むサムライはここにもいるのだ!
佐藤琢磨・・・・・・今日も世界の強豪たちとアクセル全開で真っ向勝負だっ!
いかん、今年も寝不足の日々が続きそうだな(^_^;)
佐藤琢磨ネタ。
先月27日に行われたインディアナポリス500マイルレース・決勝(200周)
F1モナコGP、ル・マン24時間に並んで世界三大レースに数えられるインディ500。
優勝賞金もハンパなく、さらっと2億円!(に、2億円てあーた^^;)
この日、19番グリットからスタートした琢磨。
16・・・12・・・7・・・5位・・・、
周回を重ねるうちに徐々に順位を上げて行き、何と二位のまま最終ラップへ。
トップを走るは、インディの顔でもある昨年の年間総合王者、ダリオ・フランキッティ相手に、
日本の侍は最大の賭けに出る。
第一ターンでイン側から一気に抜きにかかった佐藤琢磨!(このときテレビを観ながら絶叫オヤジ)
だが・・・・・・、
▲スピンしてクラッシュ!(インディアナポリス・モータースピードウェイは大歓声)
▲そのままダリオ・フランキッティが逃げ切り、優勝を飾る。
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このレース、一部メディアでは無謀とか強引過ぎるとか、無理をしなければ・・・・・・との声が上がりましたが、
個人的には一発大勝負に出た佐藤琢磨を誇りに思うのである。
無難に二位でフィニッツシュすれば、ン億円という賞金を手にしインディ500第二位という栄誉も
手に入れられたことだろう。
レース後のインタビューで、彼が最後に語った言葉が印象的だった。
「あの第一ターンは唯一のチャンスであり、僕は勝つためにアタックしました・・・・・・悔いはありません」
目の前に敵がいたら、状況や相手がどうであろうと戦いを挑んで行く姿勢と気持ち。
今の日本人が忘れかけた「大和魂」を思い起こさせてくれたレースでもあった。
▲トップ人気レーサー達に一歩も引かなかった佐藤琢磨。あっぱれ!
久々にホンマもんのレースを観させてもらったような気がする。
大興奮ついでに嫁にメール、
「俺、生まれ変わったら間違いなくレーサーになるけん!」と送信してみる。
速攻返信があり、
「どしたんレーサーて、沖縄のシーサーみたいな顔してよぉー言うわ。
明日遅れんと塾迎えに行ってよ!」やて。
ハイ、これが現実。
おやすみなさい(・へ・)
モータースポーツは常に死と隣り合わせ。
わかっちゃいるが どうしても避けては通れない死亡事故。
それも、一ヶ月の間に二件の死亡事故・・・・・・なんてこった。
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ダン・ウェルドン(享年33歳)
2004年、インディジャパンでホンダに地元初優勝をもたらし、
日本でも人気の高かったイギリス人ドライバー。
10月16日、IRL(インディカーレース)最終戦ラスベガス・12周目。
13台を巻き込む大クラッシュが発生し、
二台のマシンに乗り上げたウェルドンのマシンは宙を舞い、
キャッチフェンスにコクピット側から叩きつけられ大破。
即座に病院へ運ばれたが死亡が確認される。
▲インディジャパンでも二勝を挙げ、「ダン・ウェル丼」の愛称で日本でも人気者だったレーサーだった。
今年3月には次男が生まれ、これから彼の熟成した走りが見られる矢先の事故。
礼儀正しく、常にファンを大切にする姿勢、特に子供好きなところは彼の人柄を表していた。
安らかに!
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マルコ・シモンチェリ(享年24歳)
2008年に250ccクラスのチャンピオンを獲得し、
2009年から最高峰のモトGPにステップアップしたイタリア人ライダー。
10月23日・第17戦マレーシアGPの二周目。
11コーナーで転倒したシモンチェリはマシンとともに滑走、
すぐ後ろを走っていたコーリン・エドワーズ、バレンティーノ・ロッシが避けきれず激突してしまう。
衝突の衝撃でシモンチェリのヘルメットが取れてしまう。
エドワーズは左肩を脱臼、ロッシはコース外に押し出されたものの転倒を回避、
コースに復帰するも即座に赤旗が提示され、レースは中断。
病院へ搬送され心肺蘇生処置を受けたが、死亡が確認される。
▲長い手足を折りたたみ、荒削りで豪快なライディングスタイルが印象的だった。
▲屈託のない無邪気な性格は、多くの人々を魅了した。
シモンチェリの今回の訃報に際し、彼が大ファンだったというサッカー・セリエAのミランの選手たちは、
23日の試合前に黙祷を捧げ、相手チームと共に喪章をつけて試合に臨み、人気者に揃って弔意を表した。
イタリアの英雄に、哀悼の意を捧げたい。
モータースポーツファンの私としては、ちと切ない10月だったな( ..)φ
いやぁ~♪
今年も、一人で盛り上がっているインディカーレース(おかげで寝不足)
最近はF1よりも、もっぱらインディカーレースに夢中である。
(最近のF1は、レースというより商業的なニオイがプンプンしてならないのだ)
もちろん、今年も日本人としてフル参戦している佐藤琢磨を応援せずにはいられない。
3月27日の開幕戦・セントピーターズバーグでは、自己ベストの5位フィニッシュ!
第四戦・ブラジルサンパウロでは結果8位であったが、途中23周に渡ってトップを走行!
涙が出そうになったわ(・へ・)
▲雨の中、途中まで堂々トップを力走する佐藤琢磨!くぅーっ
ちなみに、今年開催されたインディ500・・・・・・、
優勝賞金が何と2億円!2位で8600万円!3位は5200万円!
33位だった佐藤琢磨でも2500万円!(どんな配分やねん)
どちらにせよ、俺も出たいわっ!
ワイン・ガードナー、エディ・ローソン、平忠彦、ランディ・マモラ・・・・・・、
私の青春時代(80年代後半~)に活躍した世界を代表するライダー達。
現在はMotoGPというカテゴリーに属しているが、昔はWGPという略称であった。
その最高峰500ccクラス。
▲当時の興奮が蘇ってくるシーン(遠い目)
映画「汚れた英雄」、「プライドワン」を何回観ただろう。
友人らと自転車でハングオンした日々が懐かしい。
中学の時、プロのライダーになるならないで父と殴り合ったことを思い出す(笑)
柔道をしてた父には歯が立たなかったが(鼻血ぶー)
オッサンに、父親になった現在は、ケーブルテレビでMotoGPを観戦するくらいだ。
ふと観ていて感じるのだが、
あの頃の方が、色々な意味でエキサイティングで面白かったように思えて仕方ない。
各ライダーそれぞれが個性的で、マシン自体もカッコよかった。
ゼッケンひとつにしても、今は何番か見づらいし、カラーリングも訳わからん。
昔はゼッケンもチームカラーににしてもハッキリして見やすかったように思う。
まぁ、時代背景とスポンサー等の関係で仕方ない部分はあるのだが。
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息子がライダーになりたいって言ったら?・・・・・・やっぱ、やだな(-。-)y-゜゜゜
前途でも述べたが、子供の頃からモータースポーツをこよなく愛する私。
現在はIRLインディカーレースに夢中だ。
その中でもF1からインディに参戦している佐藤琢磨を応援している。
▲佐藤琢磨(KVレーシング)
インディを楽しむための10STORIES←これを見ればアナタもインディファン!
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突然だが、
私は昔からモータースポーツが大好きだ。
高校生の時、レーサーになるならないで親父と殴り合いの喧嘩をしたほどだ。
数あるモータースポーツの中でも、特にF1と世界選手権モトGPがお気に入りで必ずテレビ観戦するか、
観れないときはネット等でのチェックは欠かさない。
そんな中、悲しい出来事が起こった。
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お昼、うどん(3玉)を食べながら何気なく読んでいたスポーツ新聞。
「富沢祥也事故死」の文字。
一瞬、目を疑った。
▲世界を代表するライダーであり、誰からも愛される存在だった富沢祥也。
9月5日ミサノで開催された第12戦サンマリノグランプリ。
12周目の第11コーナー、リヤタイヤが縁石に乗り上げバランスを崩し、
200キロを超えるハイスピードの状態で激しく転倒。
さらに後続のマシン二台が避けきれず、乗り上げる形で激突した。
今シーズン、開幕戦カタールで劇的な優勝を飾り、第2戦スペインで2位に入るなど活躍。
まだ19歳・・・・・・。
将来が楽しみなライダーであり、まだまだこれからというときのアクシデントだった。
豪快でキレのあるライディング、そして、その人なつっこい性格は、誰からも愛されていた。
心からご冥福をお祈りいたします。
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