決意

時間は深夜１時くらいか、２時くらいだったと思います。

確か、二回 確認されたように思います。そこまで、でっちゃんが 決意してるのなら仕方ないや、と言ったのちもう一度、彼女は、僕に思い直す気持ちがないかどうか尋ねたと思います。僕は時間が経ったらもっと辛い思いをすると繰り返しました。彼女は、僕が彼女に対して好きという気持ちはないのか、どうか僕に尋ねました。

僕は、辛い気持ちを押し殺し、もうない ということにしよう と話したと思います。とにかく終わりにする、固い決意でした。

そして彼女は仕方ない、もう追いかけるわけにはいかない、と潔く、言いまわした。



お互い眠りにつきました。


突然、大きな音


あああ～


痛い


あああ


ど、ど、ど、どうしたの？


助けて


大丈夫うう？ どうしたのお？！


彼女の姿が消えました。




落ちたのです、ベッドから、彼女は。そしてベッドと壁の細い隙間に、仰向けで倒れて身動きがとれなくなっています。