気軽にでっちゃん

誰にでも立ち寄って欲しいので「気軽に」とつけました。でっちゃんと呼んでください。。。

 ●禁断の果実 2

2007-12-28 11:32:48 | weblog
待ち合わせは彼女のオフィスの入っているビルの1階入口付近。ばたばた忙しく10時半ごろメールして本日の待ち合わせ場所を決定。ランチの行き先は、特に行きたいところがなければ、以前一度一緒に行ったことのある隠れ家おすし屋さんにしましょうとこれも決めておいた。

僕がオフィスを出て3分で到着した彼女のオフィスビル。するとすぐ彼女がやってきた。白のパンツ、白ベージュの柔らかい感じのコート。あっ今日はオシャレしてくれてるとすぐ感じました。流しのランチじゃなくて、オシャレしてくれていました。寄り添って歩き始めると、彼女の髪が少し短くなってることに気づきました。少し前から短くしたそうですが、もしかすると週末に美容院行ってきたのかなって思うようなきれいな整い方でした。

「いいね。全部白で素敵じゃん。あれっ髪短くなったね。いいね。」

うれしい気持ちにつつまれながらも、心はムーンリバーの音色が鳴り響いています。ティファニーのお店が近くにある隠れ家お寿司やさんにテクテクと歩いていきました。途中、以前の同僚の女性にもすれ違い、挨拶されました。偶然ですが帰り際もまたこの彼女とすれ違いました。立ち止まって三人で少し喋りました。

-------------------------------
<行きしな>

「あっ、Iさん。あれっ噂になっちゃう!!」コミカルにつぶやく彼女。

「あっ、お二人デート!」

<帰り際>

「あらっ、また偶然。」

「わたしはUさんとランチしてたんだけど、遅くなっちゃた。早く戻らないと。さっきUさんに、でっちゃんとMさんがデートしてたよって言ったら、Uさんは意外な珍しいカップルだなって言ってたよ。」

「辞めてから初めてなのよ」

「僕が、久しぶりにお昼どうって誘ったんだよ」

--------------------------
ランチはお互いの仕事関係を中心の話題。隣りの席とははなれているので二人だけの会話ができる席。僕が異動になることは別の女性から彼女は聞いていた模様。でも責任が大きくなることは知らないみたいなのではぐらかしておいた。お会計は割り勘ですが、僕が少し余分に払い彼女はきりのいい額だけ払いました。場所を変えてお茶することに。ここは空いていて二人の会話がしやすい席。

彼女から引越しはどうしたの?と尋ねられ来年2月、内覧会は先週末だったことを告げました。二年前、彼女には家を買うことを宣言し、去年の11月にはほんとうにマンションを申込み(実質的な購入)、それを教えていました。僕にとって見ればその一つ一つ節目の行動を彼女に連絡していた意味のある連絡でした。どれだけ僕の言動などを真剣に理解しているのかはわからないけれど、彼女と住めたらと思いながら、インテリアオプションで廊下をゴージャスな大理石調にし、寝室にはダウンライトを設置し壁紙もオプション仕様で雰囲気のある部屋にしました。キッチンは完全オープンではなく、仕切りで洗い場が丸見えにならないようにしました。O型の彼女の整理整頓は自他ともに認めるいい加減なタイプで、人に見せるのは恥ずかしいと言っていたからです。背の高い女性で気になる人もこの頃いたので、キッチンの高さは85センチにしましたが、それ以外はすべて彼女のことを考えて仕様したといっても過言ではありません。畳の小さな部屋を作り3LDKにしたのですが、一年前彼女は畳の部屋にはいい印象をもたなかったのですが、この琉球畳の部屋はリビングとしきりなしでつながり、きっと彼女の両親や僕のが上京したときには泊まれる、そして子供が二人できたとしてもなんとか住める設計にしておいたのでした。

すべて僕は将来をじっくり考え、また僕の好きなセンスのあるものにしながら、彼女が気に入るマンションにするということで買ったのでした。仕事を頑張るためにはマンション購入は少し無理をする。経済価値だけで購入するのではなく、女性の感覚で気に入る、くつろげるマンションを心がけ、彼女のことを考えていたのでした。


こういう細かいことは言いませんでしたが、頭の上には部屋のない4階(つまり最上階)だと教えました。彼女にしてみれば興味本位で聞いているだけかもしれませんが、時間があればほんとはもっと遠慮なく聞いてもらっても良かったです。


こちらからそろそろ帰ろうと切り出しました。もっと喋りたかったですが仕方ありません。別れ際には、彼女のほうから、「また行きましょうよ」と告げられましたが、僕は特に何もいいませんでした。


夕方、どうしても切り出したかったので、メールしました。

「今日は楽しく過ごせてありがとうございました。少し喋り足りないくらいでした。僕も帰省しますが、Mさんも体に気をつけて帰省してください。来年はよかったらIKEAとかに一緒に行っていただきたいです。良いお年を。」


10分ほどで彼女から返信がありました。
「こちらこをありがとうございました。でっちゃんはしっかりと道を切り開いて進んでいってみたいですね。来年はお互い良い年にしましょ☆」



僕はこの明るいタッチの返信メールにがっかりし、またむかつきもしました。腹が立つことでその話題を喋る時間がなかったことも三つのうちのもうひとつは話せなかったこともまたイライラしました。脈がありそうで、やはり無理なのかもしれない彼女。最後通告しようかとも迷います。

1)こんな僕のリアクションは、男の短気であり、お門違いなのでしょうか?
2)ブログを書いていて気づいたことがあります。もう一度彼女の返信メールを読み返してから考える必要があるのですが。「お互い良い年にしましょ☆」 ”お互い”という言葉が入っていたようなことに気づきました。二人のという意味が含まれいると考えることはできないでしょうか?


最後通告をすべきかどうか、、、

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする