墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

笑う警官

2009-12-05 16:01:06 | 映画(わ行)
「誰に対して笑うのか」

【STORY】(シネマ・トゥデイ様より引用させていただきました。)
北海道で実際に起きた警察の汚職事件を基にした、人気作家・佐々木譲による同名ベストセラー小説を映画化した社会派サスペンス。ヒットメーカー角川春樹が11年ぶりにメガホンを取り、女性警察官変死事件の犯人に仕立て上げられた仲間の無実を証明しようと奮闘する刑事たちの活躍を描く。主演は、『ハゲタカ』などで独特の存在感を放つ大森南朋。共演には『クヒオ大佐』の松雪泰子、宮迫博之、大友康平ら多彩なキャストが顔をそろえる。
札幌市内のアパートで女性の変死体が発見された。すぐに元交際相手の巡査部長・津久井(宮迫博之)に容疑が掛けられ、異例の射殺命令までも下される。この一連の流れに違和感を感じた所轄の警部補・佐伯(大森南朋)は、信頼できる仲間とともに秘密裏に捜査を行う。やがて、彼らは北海道警察内部に隠された闇に踏み込んでいくが……。


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なんだかなー。
何が言いたかったのか良くわからないまま終わってしまった感じ。
警察官僚の汚職を突き詰めるために捜査する警官。
裏でいろいろな人が繋がり合って、そこの部分は「それなりに」楽しめたように思う。
しかし、それすら読める部分も多くあった。
やはり「それなりに」なのだ。

結局、結論的にもホワッと終わってしまって。
非常に不完全燃焼感が否めない。

主演の大森南朋さんもそんなに好きな感じではない。
なんだか存在薄い感じなのに、「ハゲタカ」をはじめ主演を張る。

まあ、いいか。
松雪泰子がイメージどおりのかっこいい女性を好演していたし。
彼女は大好き。
会社の自販機に彼女がCMしている飲み物が入っているので、POPに彼女の微笑む写真が使われている。前を通る時、なんだか幸せな気分。
ということで、墨画も松雪泰子を描いたのですが、これも映画と一緒。
「なんだかなー」になってしまった。
女性の絵は難しい。書き込みすぎると老けて見えるし、さらっと仕上げると絵自体が薄っぺらになるし。上手くいきませんね。

とにもかくにも、笑えない警官の映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。