墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

ボルト

2009-08-13 20:16:14 | 映画(は行)
本当に、アニメばかり見ているなー。
まずは、同時上映の「メーターの東京レース」から。
メーター。そうそう「カーズ」のあのメーターだ。
東京でドリフトレースをするメーターのショートストーリー。
笑えて楽しかった。
東京タワーまで競う。東京タワー、何だか通天閣を合体したような格好。
メーターもドレスアップするが、最後はやはりボンネットが取れてメーターらしくなる。
ちょっとストーリーは、お得感いっぱいだ。

さて、本題のボルト。墨画は、リアルタイプ「ボルト」になってしまった。
TVの主演犬ボルトは、TVの世界が現実だと思い込まされている。
主演の女の子ペニー。ボルトと接している時は女優。
しかし、ボルトは「私の大切な犬」。ボルトにとっても彼女は「僕の大切な人間」。
トラブルでニューヨークへ宅配されてしまうボルト。
そこからハリウッドのあるLAへ帰るのだが、猫とハムスターの仲間が増えて。
正に、ロードムービー。

犬好きには、たまらない映画なのではないかな。
黒猫ミトンズが、TVの世界しか知らないボルトに犬らしい愛らしさを指導する。
猫がなんで?
猫が犬を嫌いな理由は、人間に愛される術を持っているからだそうな。
気に入らない奴の気に入らないしぐさなのだ。
研究が進んでいるから、説明や指導ができるらしい。
そんな、アホな。
だけど、そんな犬好きをくすぐるシーンがめじろ押し。
「この稲妻は、スーパー・ドッグの証」
ボルトのトレードマークの稲妻も、実はメイク。
何もかもが、作り上げられたものなのだが、ペニーを思う気持ちだけは忘れない。
信じることの大切さ、思いを貫くことの大切さを感じられるお話。

とにもかくにも、虚世界・真世界関係ない真の思いの映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】(シネマトゥデイ様より引用させていただきました。)
大人気のテレビショーで活躍中のスター犬、ボルトが迷子になり、アメリカ横断の大冒険を繰り広げるアニメ。『ムーラン』の原案者クリス・ウィリアムズと『チキン・リトル』のアニメーター、バイロン・ハワードがタッグを組んでいる。主人公ボルトの声を担当するのは『ヘアスプレー』のジョン・トラヴォルタ。ボルトとテレビショーで共演する人間の女の子の声をマイリー・サイラスが務めている。お騒がせ犬ボルトら、登場する愛嬌(あいきょう)たっぷりなキャラクターたちに注目だ。
アメリカで人気のテレビショーに出演中のスター犬、ボルト。ある日、ハリウッドのスタジオからニューヨークに運ばれる途中、迷子になってしまった彼は、アメリカ横断の旅を余儀なくされる。しかしテレビショーの中で発揮する、数々のスーパーパワーを自分のものだと信じて疑わないボルトは……。

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