墨映画(BOKUEIGA)

映画を墨彩画とコメントで紹介する。
映画好き・絵好き・書道好きなどなど。好きなこと寄せ集めのブログ。

アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの

2009-08-04 15:27:26 | 映画(あ行)
私が小学生の頃、好きだった漫画で高橋よしひろ「男の旅立ち」というのがあった。
少年ジャンプに連載されていた。
家族で冒険の旅に出るが、ヨットが難破。兄弟二人がアフリカを母の消息を求めて冒険するサバイバルアドベンチャー。
母と再会したところや、一緒に旅をしてくれたマサイ族の少年との別れのシーン。
すごく泣いたことを覚えている。
なんで、こんなことを書いているかというと、その話の中、アフリカに恐竜がいる。
アフリカ大陸を縦断するグレート・リフト・バレー。そこの深い警告の一部に恐竜たちが生き残っている世界があり、迷い込んでしまう話がある。
今回の設定も、死滅したはずの恐竜が氷の下の世界で生き延びている、というもの。
何だか、近いものを感じてしまった。
長い前フリをでした。

相変わらずの、スーパースライダームービー。みんなで滑り倒すアクションは健在。
すべる、すべる。
近くで観ていた子供達の集団も大はしゃぎ。
とても楽しい映画。
マニー、エリー、ディエゴとシド。この4人(?)のごたごたぶりも更にパワーUPといったところ。
エリーのお腹には、マニーとの赤ちゃんがいる。
エリーは不思議ちゃん返上で、しっかり者になった感じ。
シドの子供好きもフル回転。ベビーティラノとのシーンは愉快。
ディエゴがおとなしかったかな。
その理由は、バックというイタチが恐竜世界の案内人(?)として登場。
彼が何だかかっこいい。
「新たなるファミリー、バック。巨大な恐竜にも立ち向かうスゴ腕」
宿敵の恐竜がいて、そいつを倒すことを生きがいとしている。
そいつと戦えないと、寂しさを感じるくらい。
相手を好敵手として、認めている。そんな生き様が何だかかっこいい。

物語と関係ないところで進む、スクラットのスッタモンダももまた楽しい。
今回はスクラッティという彼女が登場。
愛を取るか、どんぐりを取るかで、悩む彼なのでした。

仲間との絆。そして好敵手。
生きることの糧になるものの大切さ。
輝ける人生に必要な要素をしっかりと描き出してくれている。

とにもかくにも、家族みんなで楽しめる映画に出会ってしまった。
だから映画好きはやめられない。

【STORY】(シネマトゥデイ様より引用させていただきました。)
氷河期の地球を舞台に、マンモス、ナマケモノ、サーベルタイガーの3匹が繰り広げる愛と勇気のアドベンチャー・アニメーションのシリーズ第3弾。お調子者だが憎めない、お騒がせキャラのナマケモノのシドがティラノザウルスの卵を拾ったことで再び大騒動が巻き起こる。ジョン・レグイザモ、クイーン・ラティファらがボイスキャストを続投するほか、ティラノ・キッズや冒険家のイタチなど新登場のキャラクターたちも見逃せない。
氷だけの世界で、冒険を通じて友情を育んだデコボコトリオのマニー、シド、ディエゴたち。ある日、シドがティラノザウルスの卵を拾ってしまったことで氷の下にあった恐竜ワールドへと連れ去られてしまう。行方不明のシドを救うため、もうすぐパパになるマニー、一人旅に出ていたディエゴたち仲間が後を追うのだが……。

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