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徒然綴り・・・歌詞&ひとり言

「日ロ共同声明」の意味を解く(その3)

2013年05月02日 22時04分38秒 | Weblog
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          ※ 文末を確認し、
            確実に実行が謳われているものと、
            そうでないものを区別する。

■北朝鮮

(通番21)一、核兵器・弾道ミサイル製造を放棄しない
       北朝鮮の行為を【非難】。
       国連安全保障理事会決議および
       6ヶ国協議共同声明の順守を強く要求。
       ロシア大統領は日本人拉致問題の
       人道的側面に理解を表明し、
       日朝間の交渉による問題の早期解決の重要性を【強調】。

■大統領訪日

(通番22)一、首相は大統領に日本を公式訪問するよう招待、
       感謝をもって【受け入れられた】。
       具体的な時期は外交ルートで【調整される】。
  
                       (モスクワ共同)

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北朝鮮を非難したり制裁したりしている間は、
拉致問題の解決は出来ないということです。
今までもそうしてきて、いまだに解決していないのですから…。

それでも北朝鮮の実態を日本に見せない為には、
両国が直接行き来することのないように、
敵対する位置関係に固定化させる必要があるのでしょう。

非常に不自然です。

ところで、
この共同声明は、無理やり22項目にしてありますが
これは、ロシアという国名による"勝利宣言"でしょう。

しかしその勝利宣言は、
誰の勝利であって、誰の敗北の意味だったのか。

ロシアにも、新しい台本が届くかも知れません。

その意味を理解するロシアであっていただきたいものです。

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つづく


「日ロ共同声明」の意味を解く(その2)

2013年05月02日 08時57分33秒 | Weblog
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          ※ 文末を確認し、
            確実に実行が謳われているものと、
            そうでないものを区別する。

■経済協力

(通番11)一、互恵的な貿易経済協力の全面的な【深化】が
       関係強化の為に重要との【認識で一致】。
(通番12)一、極東・東シベリア地域における協力推進のため
       両国間の官民パートナーシップ協議を【開催】。
(通番13)一、国際協力銀行(JBIC)、対外経済銀行(VEB)および
       ロシア直接投資基金(RDIF)の間で
       「日ロ投資プラットホーム」を【設立】。
       積極活用を【期待】。
(通番14)一、日本貿易保険(NEXI)とロシア輸出信用・
       投資保険庁(EXIAR)との間で貿易・投資促進に向けた
       協力関係を【構築】。
(通番15)一、運輸インフラ、都市環境、食品産業、医療技術、
       医療機器、医薬品に関する互恵的協力の【拡大】。

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↑経済分野についての文末に、非常に前向きな"実行"が謳われている。
 ロシアが日本からの経済協力を強く必要としていることが判る。

 それにしても、ここでも「投資」。
 投資だの基金だの運営だの活用だの、要するに、
 ひとの金でギャンブルします、みたいなことが
 あっちもこっちも花盛りになってゆく。

 日本国内に残っている、「国民の預貯金」という分野を
 すべて吐き出させるまで続く。
(ロシアが、という意味ではない。
 あっちもこっちも日本の金を自国に引き入れたい。)
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■エネルギー

(通番16)一、原子力の平和的利用協力のため日ロ領政府間の
       協定発効を【歓迎】。
       原子力安全を含む原子力分野での協力を
       進展させることを【確認】。
(通番17)一、原子力エネルギーに対する信頼回復のため、
       原子力安全についての国際的な法的枠組みの強化、
       核物質の防護に関する条約改正の早期発効の重要性
       を【指摘】。
(通番18)一、競争力のある価格でのエネルギー供給を含む互恵的
       な条件での石油・ガス分野のエネルギー協力の【拡大】。

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「歓迎」「確認」「指摘」。
そんなことはどうでもいい。

このエネルギー項目でロシア側に意味があるのは、
石油・ガス等の、日本向け販売。

新しいエネルギーとしてのガスと言えば、米国。
米国とロシアに国民生活・国民の生死が握られるも同然、
になるわけですね。

ですから、ライフラインというのは、
自国で安定安価な体制を確立して日本国民に提供する、
日本国民でない人は割高に払ってもらう、ということが、
亡国を防ぐ為に必要なのです。

しかし、外国産業をどんどん参入させて、競争させて、
あたかも国民が安く生活できるかのようなイメージで
広報し、
需要を広げますけれども、
それは、
諸外国が、政治的カケヒキで国民生活を人質に取れるようになる、
という意味もあることを、忘れてはいけないでしょう。

ところで皆さん、覚えていますか。
日本の領海にも、ガス田があることを…。
(陸上からも採れるガスが、日本列島にはあるんですよ。)

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■文化交流

(通番19)一、文化センター設置協定【締結】。
(通番20)一、2014年を「日ロ武道交流年」とすることを【決定】。

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文末「締結」&「決定」。

ロシアという通過点が、最もしたかったことがココにあるとも言える。

このことによって、元々柔道はロシアの文化でした、とか(例)。
文化交流というのはそもそもそのような側面を含むので、
わざわざ『国と国が』交流させる必要はないとも言える。

なぜ「ロシアという通過点」と書いたかは、
「2014年」が元年の交流であると、2013年に決めているから。

度々このブログで、
米軍基地に留まらず、
大使館、宗教施設なども含めて治外法権にならないように、
突然の、警察からの
捜査協力にもいつでも門戸開放できるよう届出を出せるもの以外
国内に置くべきではない、と書いてきましたが、

この声明中の文化センターについても
同じことを危惧しなければならない。

治外法権の建物や敷地が増えますと、
そこに武器・兵器の類が隠されることになりますし、

不法に入国した人々の隠れ家にもなりますし、

マイナンバー制度と組み合わさって、
なりすましの外国人が年金や手当や保険を受けて
いつの間にか日本で暮らしている・・・
(いつの間にか日本人がいなくなる・・・)
ということも出来てしまうようになりますので、

治外法権にならない、
日本の警察のヌキウチ捜査に協力出来るものでなければ
ならない。

のですが、

既に昨日見てきましたように、
日本の警察にロシアが支持を出せるようになる、
という一文がありますので、

日本国民、日本社会を、一体誰が護ってくれるのか?
という大きな矛盾が生まれるわけです。

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つづく。


毎年5月4日

2013年05月02日 08時08分04秒 | Weblog
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核・原子力関係のトラブルを

意図的に創出されることに注意。

5月4日とは、
5月3日の深夜~5月5日までの早朝を指す。

(さらに、

5月5日のめでたい子供の祝いの日が、
大きな追悼式に代わるよう計画されていると考えて、
今後も大型連休は、よくよく注意が必要。)

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