おひとり様の夕食って やはり侘しい
残り物一杯の冷蔵庫 ( 作りすぎてしまった筑前煮 取り寄せた牡蠣も生では躊躇われてソテー ポタージュを作ったとき残ったベーコンとほうれん草とエリンギのソテー 紫花豆の煮もの 戻しすぎた数の子 )
楽しいことの多かった年末が一転したのは 29日の朝のこと
例えば
クリック
プーさんが昔着た ななとこの祝着を ひぃばぁばに着せてもらった孫ちゃん1
( 鹿児島では 七草祝いをななとこいわいとよび お祓いをする )
クリック
ばぁばやじぃじと同じような服が着たいというので 子供用ツナギを買ってあげた
3人で 春に咲く球根を植えたり 苗木を植えたり
午後にはプーさんもやってくるはずで 楽しいこと一杯始まるはずだった
しかし インフルエンザに罹った妹が 帰省をキャンセルしたのが 一転のプロローグ?
28日 妹は帰鹿しなかった
ガーデニングのセンスのいい妹は 広い庭木の剪定を楽しみにしていたので その仕事は プーさんにバトンタッチさせる心づもりを トトに読まれてしまった(らしい)
トトさん 朝も早くから 脚立に乗り プロの庭師に頼み忘れていた少々高めのイヌマキの木の剪定を始めたらしい
私は孫ちゃん1と 室内にいて 剪定が始まったことさえ 知らなかった
2メートルを超える大きな三脚脚立の上でバランスを崩したトトは 落下?
孫ちゃん1に 『じぃじが ママ ママ!って 呼んでるよ』 と 言われて 勝手口から出ると 顔をゆがめて左腕を痛そうにかばっているトトがいた
『 前日 脚立に乗って 剪定するときは 下で支えるようにと言ったのに 何回呼んでも来なかったので 一人で剪定していたら 落ちた 』 と トトさんが言う ( 私を責めている )
私は 呼ばれていることを知らなかった(聞こえなかった)のだが 痛がっているトトさんにそんなことも言えず…
病院は29日から年末年始休暇であるし 電話で確認してから 車で 整形外科へ行くことになった
歩くことも 車に乗ることも 降りることも 痛がって 痛がって 大変な状態
病院は なぜか混んでいて 整理番号39番
看護婦さんによる問診 レントゲン などが済んで やっと 診察室に呼ばれたのは 着いてから2時間以上が経過していた
ドクターは 一枚のレントゲン画像を見せながら 『 痛いでしょ! 折れています 手術が必要です 』 と 言う
しかし『 年末なので しかも 居住地でないので 居住地の病院への紹介状を書きます。 痛みどめを処方しますし 治療しますから 処置室へ 』と体よく 追い出されてしまった ( 年末だもの… )
処置室で どんな治療をしてもらえるかと 付いていくと 看護婦さんに 売店から三角巾を買ってきてくださいと言われる
結局 トトさんの処置とは 三角巾で腕を 首から吊るだけという ほんと 素人の応急処置そのもので終わりだった ( 年末だもの … )
痛がって 椅子に座ることも出来ないトトさんを このまま連れて帰るって どうしましょ
日頃お付き合いはないけど 同級生に医者はたくさんいるらしい
だから まず友人に電話して SOS
友人を通して 大学病院勤務の同級生から 電話をもらい 状況説明すると 『 同じ同級生の整形外科医に相談してみましょう 』 という
そして トトの骨折の状態から判断すると 『 すぐに入院してもらうのが一般的だが 地元でないことと 年末ということで そのような対応になったのでしょう 』と まず 同業者を庇う言葉があったものの
三つのプランを提案してもらった
一番ベストの方法から
1 鹿児島の整形外科 手術対応の病院にすぐに入院して その病院で手術を受ける
2 ひとまず 神奈川に帰り 病院へ行き 入院する そして手術する
3 自宅で年越しをして 病院の年末年始の休みが明けたら 神奈川に帰り 病院に行く
手術せずに 自然治癒を待つ
ゆっくり考えてください そして1を選ぶなら 対応できる病院を探しましょう と言ってもらえた
どこで安静にするも 手術するのも 一緒だから 確実に 対応できる病院を紹介してもらえる鹿児島で入院したら と 私が言うと トトさんもあっさりと応じてくれた
そして トトさん 入院することになってしまった
まるで2年前の再来である ( 私は 帰省中の車の中で腸閉塞を起こし 七転八倒の苦しみを味わった )
違うのは 同じく激痛でうめくほどであるものの 命に差しさわりは 今のところないこと
紹介してもらった病院でも 診察室でレントゲン写真を見ながら 説明があった
左上腕の骨の真ん中が 折れていて 隙間がはっきりと見える
さらに もう一枚の画像では 折れた骨は 骨の太さ分ずれていて 折れた骨のそれぞれの上下には骨がない
背筋が寒くなるような 画像である
明けて4日から通常の看護体制に入るので 麻酔科の医師と担当医と4日に術前説明
7日手術と決まった
手術が骨折から1週間後というのは 骨折すると腫れるので 腫れが引かないと手術は出来ないと 同級生から説明は受けていた
三角巾で吊っているだけでは 不安定で 動くたびに激痛が走るから ブレストバンドで固定するという
ベッドの上でも 痛がっているトトだったが 不安がなくなった様子はわかった
空港から病院へ来てくれたプーさんと 孫ちゃん1と 私は プロに任せて かなりほっとして 病院を後にした
高ーい脚立から 落ちても 単純骨折だけで済んで 良かった
頭を打ったわけでもない 利き腕の右腕でもない 首を骨折したわけでもない
言葉の通じない外国旅行中の怪我でもない
さらにこの酒量の増える年末年始に 二週間以上の入院なんて トト様にとって 人生始まって以来の大型休肝日だわ
と あくまでもポジティブな発想をする 私である
残り物一杯の冷蔵庫 ( 作りすぎてしまった筑前煮 取り寄せた牡蠣も生では躊躇われてソテー ポタージュを作ったとき残ったベーコンとほうれん草とエリンギのソテー 紫花豆の煮もの 戻しすぎた数の子 )
楽しいことの多かった年末が一転したのは 29日の朝のこと
例えば
クリック
プーさんが昔着た ななとこの祝着を ひぃばぁばに着せてもらった孫ちゃん1
( 鹿児島では 七草祝いをななとこいわいとよび お祓いをする )
クリック
ばぁばやじぃじと同じような服が着たいというので 子供用ツナギを買ってあげた
3人で 春に咲く球根を植えたり 苗木を植えたり
午後にはプーさんもやってくるはずで 楽しいこと一杯始まるはずだった
しかし インフルエンザに罹った妹が 帰省をキャンセルしたのが 一転のプロローグ?
28日 妹は帰鹿しなかった
ガーデニングのセンスのいい妹は 広い庭木の剪定を楽しみにしていたので その仕事は プーさんにバトンタッチさせる心づもりを トトに読まれてしまった(らしい)
トトさん 朝も早くから 脚立に乗り プロの庭師に頼み忘れていた少々高めのイヌマキの木の剪定を始めたらしい
私は孫ちゃん1と 室内にいて 剪定が始まったことさえ 知らなかった
2メートルを超える大きな三脚脚立の上でバランスを崩したトトは 落下?
孫ちゃん1に 『じぃじが ママ ママ!って 呼んでるよ』 と 言われて 勝手口から出ると 顔をゆがめて左腕を痛そうにかばっているトトがいた
『 前日 脚立に乗って 剪定するときは 下で支えるようにと言ったのに 何回呼んでも来なかったので 一人で剪定していたら 落ちた 』 と トトさんが言う ( 私を責めている )
私は 呼ばれていることを知らなかった(聞こえなかった)のだが 痛がっているトトさんにそんなことも言えず…
病院は29日から年末年始休暇であるし 電話で確認してから 車で 整形外科へ行くことになった
歩くことも 車に乗ることも 降りることも 痛がって 痛がって 大変な状態
病院は なぜか混んでいて 整理番号39番
看護婦さんによる問診 レントゲン などが済んで やっと 診察室に呼ばれたのは 着いてから2時間以上が経過していた
ドクターは 一枚のレントゲン画像を見せながら 『 痛いでしょ! 折れています 手術が必要です 』 と 言う
しかし『 年末なので しかも 居住地でないので 居住地の病院への紹介状を書きます。 痛みどめを処方しますし 治療しますから 処置室へ 』と
処置室で どんな治療をしてもらえるかと 付いていくと 看護婦さんに 売店から三角巾を買ってきてくださいと言われる
結局 トトさんの処置とは 三角巾で腕を 首から吊るだけという ほんと 素人の応急処置そのもので終わりだった ( 年末だもの … )
痛がって 椅子に座ることも出来ないトトさんを このまま連れて帰るって どうしましょ
日頃お付き合いはないけど 同級生に医者はたくさんいるらしい
だから まず友人に電話して SOS
友人を通して 大学病院勤務の同級生から 電話をもらい 状況説明すると 『 同じ同級生の整形外科医に相談してみましょう 』 という
そして トトの骨折の状態から判断すると 『 すぐに入院してもらうのが一般的だが 地元でないことと 年末ということで そのような対応になったのでしょう 』と まず 同業者を庇う言葉があったものの
三つのプランを提案してもらった
一番ベストの方法から
1 鹿児島の整形外科 手術対応の病院にすぐに入院して その病院で手術を受ける
2 ひとまず 神奈川に帰り 病院へ行き 入院する そして手術する
3 自宅で年越しをして 病院の年末年始の休みが明けたら 神奈川に帰り 病院に行く
手術せずに 自然治癒を待つ
ゆっくり考えてください そして1を選ぶなら 対応できる病院を探しましょう と言ってもらえた
どこで安静にするも 手術するのも 一緒だから 確実に 対応できる病院を紹介してもらえる鹿児島で入院したら と 私が言うと トトさんもあっさりと応じてくれた
そして トトさん 入院することになってしまった
まるで2年前の再来である ( 私は 帰省中の車の中で腸閉塞を起こし 七転八倒の苦しみを味わった )
違うのは 同じく激痛でうめくほどであるものの 命に差しさわりは 今のところないこと
紹介してもらった病院でも 診察室でレントゲン写真を見ながら 説明があった
左上腕の骨の真ん中が 折れていて 隙間がはっきりと見える
さらに もう一枚の画像では 折れた骨は 骨の太さ分ずれていて 折れた骨のそれぞれの上下には骨がない
背筋が寒くなるような 画像である
明けて4日から通常の看護体制に入るので 麻酔科の医師と担当医と4日に術前説明
7日手術と決まった
手術が骨折から1週間後というのは 骨折すると腫れるので 腫れが引かないと手術は出来ないと 同級生から説明は受けていた
三角巾で吊っているだけでは 不安定で 動くたびに激痛が走るから ブレストバンドで固定するという
ベッドの上でも 痛がっているトトだったが 不安がなくなった様子はわかった
空港から病院へ来てくれたプーさんと 孫ちゃん1と 私は プロに任せて かなりほっとして 病院を後にした
高ーい脚立から 落ちても 単純骨折だけで済んで 良かった
頭を打ったわけでもない 利き腕の右腕でもない 首を骨折したわけでもない
言葉の通じない外国旅行中の怪我でもない
さらにこの酒量の増える年末年始に 二週間以上の入院なんて トト様にとって 人生始まって以来の大型休肝日だわ
と あくまでもポジティブな発想をする 私である