これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

摩訶不思議 意味不明なひと手間

2009-02-23 | 日々の雑感
長襦袢反物  多分 数年前にネットショップのオークションか何かで買った長襦袢の反物です。

ウェブサイトでのお買い物もごく初期のころとは異なり、

少々は慎重に、わかる範囲の情報から 納得して買ったのですが。

日本の絹のマーク 小松ちりめんの刻印が二つ。優しい藤色の画面から染めや柄がわかります。

でも

やはり やられたと思ってしまった品物です。

理由は この画像です。 反物の中を検めようと するすると巻物をといていき、

最後に残った巻き芯を手にとって  『何だ この重さは?』とびっくり。

しかも振ってみれば 音がする。

端の黒い蓋をこじあけて中を覗いて、びっくり。出てきたものは この写真。巻き芯と中身


思いっきり振って 中身を取り出し 広げるとこんなものが入っていました。


まだまだ続く好奇心。

台所からはかりを持ってきて、取り出した新聞紙を乗せると、その目方 90g

続いて、反物を袋に入れて、はかりで計ってみるとこの目方  436gの重さ

長襦袢にしては 軽ーい反物でした。

中にかくれんぼさせてあった新聞紙と合計すると 約540gです。

この重さあれば長襦袢としては まぁ 納得のいくお品になるのですが。


和服関係の世界なのに

いいもの=国産 あまりよくないもの=中国産と言い切れなくなります。

というか 国産とか名産地のマークがあってもすべてではないんだとお勉強させていただいたということでしょう。

ところで 思うのです。 このひと手間 一体どの工程でされるのでしょう、と。
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着やすさを求めて 「肌襦袢の直し」

2009-02-23 | 日々の雑感
  長襦袢のお直しで リフォーム気分が満開になっています。
 
  もう30年以上前に 母に準備してもらった肌襦袢と裾除けの一対です。

  この肌襦袢も近頃の和装下着と違い、衿ぐりが小さく、

  かなり衿あしの部分を下げて着ても、

  いつのまにか 長襦袢の衿から顔を出してくるのです。

  よってこちらも 歩き回る外出の時は 出番のほとんどない状態でした。


  そこで、衿をほどいて、付け込み寸法を変えることに。

  ほとんどの着物が 8分の付け込みで仕立てているので、

  その寸法に合わせて大きくカットしました。 大きな画像です。

  ここ数年 [要らないものは処分する] ということを日々心がけているのですが……

  でもその前に、工夫してもう一度使えるものは 頑張ってお直ししよう 

と思うこのごろです。

『ウーン 減らないけど、増やさないで済むじゃない』 と、自分にエクスキューズしながら。
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