DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

DEXCS-Salomeの有効活用:Code_Asterのコンパイル(1)

2011年07月03日 14時38分14秒 | DEXCS情報
ここでは、DEXCS-Salomeを有効活用するための情報を発信してゆきます。まずは並列処理を目指して、Code_Asterをソースコンパイルする方法をまとめます。以下の記述は、コンパイルの練習と位置付けています。

オープンCAEに関して、非常に有用な情報をまとめてくださるPENGUINITISさんの記事に、Code_Aster のコンパイル方法が公開されましたのでご紹介します。テスト方法や並列版まで記載があります。
http://www.geocities.jp/penguinitis2002/study/Code_Aster/Code_Aster_setup.html

ベースのシステムは DEXCS2010-Salome-A2(64) と言うもので、OSとしては、Ubuntu 10.04(64) になります。ちなみに、このOSが 64bit かどうか確かめるには、端末のプロンプトで、以下のコマンドを実行します。
$ uname -a
それで出力の中に、"x86_64 amd64" があれば 64bit で、"i386 i686" のときは 32bit になります。

■ ソースパッケージの入手
Code_Aster の公式サイト http://www.code-aster.org/ より、表示を英語に変えて、DownLoad のページから Code_Aster のソースコードのセットを入手します。最新版は 11.0 ですが、ここでは並列処理を目指して 10.3 を用います。
用意するファイル:aster-full-src-10.3.0-3.noarch.tar.gz
これを、ホームディレクトリに置いて、tar xvfz で展開しておきます。

■ コンパイルの準備
用いるOSの状態では、色々と足りないものがあるので、追加パッケージを導入します。ここでは、手軽に行うために「システム」→「システム管理」→「Synapticパッケージマネージャ」を用いることにします。

起動すると、利用者のパスワードを求められるので、入力します。マネージャのウインドウが表示されたら、「再読込」を行っておきます。「検索」を押してキーワードから検索し、必要なパッケージを指定して、インストール指定にします。「適用」で実際にインストールします。

・コンパイラ関連の追加
キーワード:g++ より → パッケージ:g++
キーワード:gfortran より → パッケージ:gfortran

・ライブラリ関連の追加
キーワード:liblapack より → パッケージ:liblapack3gf liblapack-dev

・python関連の追加
キーワード:python-numpy より → パッケージ:python-numpy
キーワード:python-dev より → パッケージ:python-dev

■ ネットワーク環境の設定
ここでは練習のため、ネットワーク環境のみ設定しておく。展開したディレクトリ aster-full-src-10.3.0 に cd して、エディタで setup.cfg を開く。以下は DALAB での設定例です。
SERVER_NAME='shuubun'
DOMAIN_NAME='archi.gifu-nct.ac.jp'
FULL_SERVER_NAME='shuubun.archi.gifu-nct.ac.jp'

■ コンパイルスクリプトの実行
ここまで準備が出来たら、以下のコマンドでコンパイルを実行します。なお、ここでの手順ではコンパイルした Code_Aster を /opt/aster にインストールすることにします。しばらく待ちます。途中で進めて良いか確認されますが、練習のため y で進めます。
$ sudo python setup.py install --prefix=/opt/aster

以上で、エラーが出ずにコンパイルが完了しました。/opt/aster の中にも色々な結果のファイルが保存されています。


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