それでは、ソースコンパイルを進めます。
■ OpenFOAMのソースコンパイル
まず、コンパイルするディレクトリに移動します。正しく環境変数が設定されていれば、/home/dexcs/OpenFOAM/OpenFOAM-2.0.x になります。
$ cd $WM_PROJECT_DIR
ここで、ソース全体をコンパイルするために、以下のコマンドを実行します。なにやら色々な作業が進みますが、取り敢えず待っていられないぐらい随分と時間がかかるので、他の事をして、しばらく待ちます。
$ ./Allwmake
エラーの表示がなく、プロンプトに戻ってきたら、一応成功でしょう。後で動作確認をします。
次に、ParaView のコンパイルに進むために、ディレクトリを移動します。正しく環境変数が設定されていれば、/home/dexcs/OpenFOAM/ThirdParty-2.0.x になります。
$ cd $WM_THIRD_PARTY_DIR
コンパイルするために、以下のコマンドを実行します。なにやら色々な作業が進みますが、取り敢えず待っていられないぐらい随分と時間がかかるので、他の事をして、しばらく待ちます。
$ ./makeParaView
エラーの表示がなく、プロンプトに戻ってきたら、一応成功でしょう。パスを設定するように指示があるので、以下の記述を ~/.bashrc に追加しておきます。
export ParaView_DIR=/home/dexcs/OpenFOAM/ThirdParty-2.0.x/platforms/linux64Gcc/paraview-3.10.1
export PATH=$ParaView_DIR/bin:$PATH
export PV_PLUGIN_PATH=$FOAM_LIBBIN/paraview-3.10
さらに ParaView の追加のインストールを以下の手順で進めます。この作業は比較的短時間で終わります。
$ cd $FOAM_UTILITIES/postProcessing/graphics/PV3Readers
$ wmSET
$ ./Allwclean
$ ./Allwmake
■ インストールのテスト
以上のコンパイルとインストールのテストを、以下のコマンドで行います。
$ foamInstallationTest
色々な表示の後で、Summary として、以下の表示が出たら成功です。
Base configuration ok.
Critical systems ok.
■ 利用方法
チュートリアル実行の準備をします。先の環境変数が設定された端末において、以下のコマンドを実行します。この $FOAM_RUN は利用者とバージョンを特定する文字列として、/home/dexcs/OpenFOAM/dexcs-2.0.x/run となっています。
$ mkdir -p $FOAM_RUN
なお、DEXCS では dexcs ユーザーの OpenFOAM は、~/OpenFOAM へインストールするので、この中に dexcs-2.0.x/run を作ることになります。ここでチュートリアルのファイルをコピーするために、以下のコマンドを実行します。
$ cp -r $FOAM_TUTORIALS $FOAM_RUN
しばらく待ってコピーが終わります。ちなみに $FOAM_TUTORIALS は、~/OpenFOAM/OpenFOAM-2.0.x/tutorials を示しています。動作確認をするために、最初の例題のディレクトリに移動します。
$ cd $FOAM_RUN/tutorials/incompressible/icoFoam/cavity
後は、以下のコマンドを順に実行してください。最後に ParaViewで解析結果が確認できたら、インストール成功です。
blockMesh → icoFoam → paraFoam
■ OpenFOAMのソースコンパイル
まず、コンパイルするディレクトリに移動します。正しく環境変数が設定されていれば、/home/dexcs/OpenFOAM/OpenFOAM-2.0.x になります。
$ cd $WM_PROJECT_DIR
ここで、ソース全体をコンパイルするために、以下のコマンドを実行します。なにやら色々な作業が進みますが、取り敢えず待っていられないぐらい随分と時間がかかるので、他の事をして、しばらく待ちます。
$ ./Allwmake
エラーの表示がなく、プロンプトに戻ってきたら、一応成功でしょう。後で動作確認をします。
次に、ParaView のコンパイルに進むために、ディレクトリを移動します。正しく環境変数が設定されていれば、/home/dexcs/OpenFOAM/ThirdParty-2.0.x になります。
$ cd $WM_THIRD_PARTY_DIR
コンパイルするために、以下のコマンドを実行します。なにやら色々な作業が進みますが、取り敢えず待っていられないぐらい随分と時間がかかるので、他の事をして、しばらく待ちます。
$ ./makeParaView
エラーの表示がなく、プロンプトに戻ってきたら、一応成功でしょう。パスを設定するように指示があるので、以下の記述を ~/.bashrc に追加しておきます。
export ParaView_DIR=/home/dexcs/OpenFOAM/ThirdParty-2.0.x/platforms/linux64Gcc/paraview-3.10.1
export PATH=$ParaView_DIR/bin:$PATH
export PV_PLUGIN_PATH=$FOAM_LIBBIN/paraview-3.10
さらに ParaView の追加のインストールを以下の手順で進めます。この作業は比較的短時間で終わります。
$ cd $FOAM_UTILITIES/postProcessing/graphics/PV3Readers
$ wmSET
$ ./Allwclean
$ ./Allwmake
■ インストールのテスト
以上のコンパイルとインストールのテストを、以下のコマンドで行います。
$ foamInstallationTest
色々な表示の後で、Summary として、以下の表示が出たら成功です。
Base configuration ok.
Critical systems ok.
■ 利用方法
チュートリアル実行の準備をします。先の環境変数が設定された端末において、以下のコマンドを実行します。この $FOAM_RUN は利用者とバージョンを特定する文字列として、/home/dexcs/OpenFOAM/dexcs-2.0.x/run となっています。
$ mkdir -p $FOAM_RUN
なお、DEXCS では dexcs ユーザーの OpenFOAM は、~/OpenFOAM へインストールするので、この中に dexcs-2.0.x/run を作ることになります。ここでチュートリアルのファイルをコピーするために、以下のコマンドを実行します。
$ cp -r $FOAM_TUTORIALS $FOAM_RUN
しばらく待ってコピーが終わります。ちなみに $FOAM_TUTORIALS は、~/OpenFOAM/OpenFOAM-2.0.x/tutorials を示しています。動作確認をするために、最初の例題のディレクトリに移動します。
$ cd $FOAM_RUN/tutorials/incompressible/icoFoam/cavity
後は、以下のコマンドを順に実行してください。最後に ParaViewで解析結果が確認できたら、インストール成功です。
blockMesh → icoFoam → paraFoam