DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

春がやってきた!

2006年03月12日 04時45分39秒 | Weblog
*春は良い、本当に良い、生きていることが楽しくなる*
昼間、朗らかな日差しがあたりを包むと、服を1枚脱ぎたくなる陽気である。日本の社会活動の1年の切れ目が、4月に始まることに対して、暦1月とのズレを疑問に思う人も居る。しかし柴田はこの時期になると、4月始まりで良かったと本心思う。日本って良い国だな、さらに日本人の感覚って良いなと思う。
だって、春夏秋冬と季節は移り変わるが、年度末の厳しい時期が寒さの厳しい冬に対応して入学試験や学年末試験が行われ、苦労してつかんだ未来の門出を祝うように、桜が咲き誇る春になるなんて、シチュエーション的に最高だと思う。やはり「春は曙…」のように自然の変化に敏感な日本人だからこそ出来た、素晴らしい季節設定ではないかと思いたい。(本当は中国から来たのかな?)
考えても見て欲しい、もしアメリカのように9月新学期になったら、7月8月の異様に蒸し暑い時期に、入学試験や学年末試験なんてやってられないでしょ。北半球にある国において、日本ほど四季を意識した生活様式は無いのではないかと、誇りに思う次第なのです。この良い伝統を、単なる文字(記号)だけでなく、実感として感じ取るためには、外に出て、陽に当たり風に受ける、こう言う体験が必要だ。
柴田が尊敬する建築家林昌二氏の言葉で、「未来を決める判断をするとき、その時の天気が分からないのは、まずい!」と言うのがある。これは、ある地方議会の設計において、本館から議会に向かう渡り廊下はチューブ状になっていて、外が見えない設計だったそうだ。これを林昌二氏が見て、地域の未来を決断するとき、その天気・状況・自然・歴史などに思いをめぐらすためには、絶対に窓が必要だと主張したそうだ。とても当たり前で、とても正しい主張だと思う。こう言う感覚が大事だ!!

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