DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

研究室という組織

2005年12月02日 06時28分08秒 | Weblog
研究室は、小さいながらも組織であって、多様な人材で構成されている。通常は、穏やかな状態であっても、厳しい目標に向かう時、それぞれの本音が出て、摩擦が起きる事がある。そもそも、思考も能力も行動も、すべて個性として異なる人間なので、自分の考えるようには相手は考えない。しかし、自分の感情と相手の感情は一致する事が多く、こちらが敵意を持つ時は相手も敵意を持っている事が多い。
一応大人の教員と学生との間にも、このような感情の縺れがあるのだから、年齢が近い学生同士では、もっと摩擦が生じる事が多い。それは、不具合ではなく、自然の成り行きと思った方が良いと思う。もめて当然と言うわけである。しかし、そこで如何に堪えて工夫してこなせるかが、お互いの成長にとって重要だと思う。研究室は、技術的なことよりも、この手の人間関係の訓練の場なのかもしれない。
柴田も感情的に動く方だから、声を荒げることがままあるが、それでも破綻せずに何とかやっているつもりである。皆、お互い様と考えて、押したり引いたり、いろいろ駆引き工夫のなかで、上手くやってほしい。人間相手において、魔法や回答はないと思った方が良いよね。

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