DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

トヨタ白川郷自然学校:その4

2005年12月29日 06時46分34秒 | Weblog
自然学校滞在日誌も、これで4つめ、あと4時間もすれば、ここを去らなければ、なりません。非常に惜しい気がします。多くの方は1泊2日で、柴田らは2泊3日で余裕があり、そうとうの時間を雪山で遊ぶことが出来ました。
仕事環境を離れた現実逃避であり、ある意味無目的で無駄な時間です。しかし、同僚からも言われたのですが、人生の長い時間のなかで、今という時間は今しかないわけです。子供が小学2年の冬休みは1度しかありません。自宅で、片付けも大事ですし、勉強もしないとダメですが、親と雪山でトンネルを掘った思い出は、役に立つ情報ではないですが、人生を豊かにしてくれる記憶(思い出)を作れると思います。
柴田は学生を終わってすぐ教官になったので、その立場の入れ替わりを強く覚えています。教官は、情報や知識を伝えることは出来ますが、しかし、知恵や記憶を植えつけることは出来ません。あくまで知恵や記憶は、数多の情報や知識の中から、本人の気持ちを通って生まれ出たものだと思います。自分が学生のころ、色々な情報や知識を押し付けられましたが、その殆どを忘れました。知恵や記憶に残っているのもは、教えてもらったものそのものではなくて、そこから生まれた結晶なのだと思いました。
白山の山並みには、白い雪が覆いかぶさっています。真っ白な雪山に囲まれていると、薄汚れた(言い過ぎか)色々な色にまみれた生活を少し忘れて、純粋な気持ちになれるかもしれません。気持ちの問題って大きいですよね。充実した3日間になると思います。あと、4時間ですが、精一杯楽しみます。ハイ。

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