DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

時間をお金で買うこと

2005年10月02日 06時22分42秒 | Weblog
時間をお金で買うということについて、考えてみる。岐阜県の最低賃金は時給671円だそうだ。まあ、これは極端だとして、仮に700円と考えてみる。ここで、研究費の中で、仮に7万円を確保できたとする。今の柴田にはそれほど負担でないし、他の教員にとっても大きな金額ではないと思う。で、これで単純に考えると、100時間の労働時間を確保できることになる。
ここで自分の活動を見てみると、自分にしか出来ない、専門的な内容、責任を負う内容、これは当然、自分自身で取り組まないといけない。しかし、今の柴田の活動を見ると、単なる書類作成や準備作業が異様に多くて、これが本来の目的である研究に取り組む時間を圧迫しているのが実状である。なので、この100時間を使って、この手の他人に任せて良い仕事であれば、これは積極的に出すべきだと思えてきた。
まあ、研究室が資金的に潤ってきたことが、気分的にそのような状況を生んでいる。これまでは、お金があればマシンを多数購入したが、その後のメンテナンスに結局時間がかかって、研究のためにと思ったマシンが研究の邪魔をするようになってしまい、考え直すようになってきた。柴田の目的は計算機や図書を買うことではなくて、これを生かして研究成果を挙げることなのだと。
で、10月から事務処理をお手伝いしていただく方をお願いすることにした。懸案だった事務作業が上手く処理できれば、気分的にも楽だし、それで研究リソースが整理されて、研究成果が大きく挙がれば、その人件費なんて無視できるぐらいになっていると思う。ビジネス書を読むと、忙しい仕事を上手く分割して他人に任せられるようになったら一人前だそうだ。柴田もやっとここまで来た。

研究日誌H171001

2005年10月02日 06時05分14秒 | 研究室情報
=1001遂に10月後期になった。ではあるが、今日は家庭の用事と展示会。
 お金は貴重だが時間は別の意味でもっと重要だと思う。
 時間をお金で買えるところがあれば、これは使わない手はないな。
=研究計画をまとめようと思っていたが、終日動き回っていると、疲れる。
 家に帰ると、バタンキューなので、何も出来ない。
 多少は意識して、少しでも前向きに取り組んで行きたい。
=研究室学生の調子が少しずつ上向きになった。(と思いたい)
 成果を出すと言うことにそれなりの手ごたえを感じてくれたようだ。
 やっと落ち着いたかな。頑張ろうね、みんな!