DALAB情報発信用ブログ:OpenCAE+GPGPU+Peridynamics編

DALABで行っている研究活動の中で、OpenCAEやGPGPUや破壊解析の取り組みについてまとめてゆきます。

しごととじんせい

2005年08月13日 19時08分59秒 | Weblog
今の職場に勤務し始めたとき、先輩の先生と話していて、ドラマの登場人物は、なぜ、夜毎、友人と遊びまわっているのか、自分と比べて信じられないことを言った。そしたら、ドラマの登場人物のように、自分の仕事と自分の生活を区別していて、5時になれば、さっさと帰るのが普通で、自分の仕事と自分の生活が一体化している、我々が特別なのだと言われた。
なるほどね、殆どの人は「しごと」と「じんせい」を区別して、人生のために仕事をしているんだな。つまり、仕事は生きてゆくための手段になっている。一方、我々は、大袈裟に言うと、仕事のために人生があって、仕事が生きてゆくことの目的になっている。偉そうだけど、そうだよね。理想論かもしれないが、本当の教育研究者は、この仕事を人生の目的とする人だけがやる行為であって欲しい。
だけど、自分の周りを見ても、中途半端な人が多い、良く言えば、バランスが取れているんだろうけど、程ほどの人生と程ほどの仕事をしている人たちが、殆どなんだな。
自分は、これに我慢できなくなっている。やはり自分なりの一流の人生と仕事をしたいと思っている。どのような形で実現できるかは分からないけど、「人並み」と言う、情けない状態ではなく、突き抜けた存在になりたいと思っています。
スランプを脱出したら、躁状態になっているみたいだ。自分は他人よりも感情の起伏が大きいと言われるから、これが普通なのだけれど、こんなときに、色々進めないとね。

研究開発の事業化について

2005年08月13日 07時11分39秒 | Weblog
柴田の考えでは、研究開発は社会を動かせるかどうかがその価値を決めると思っています。つまり、社会の問題を解決するような技術、社会が求める製品の開発などが、重要な要件になります。そうすると単に研究室で研究開発して論文を書くだけではなく、研究開発成果を社会に出すことが必要になります。そのときに、事業化を考えることになります。簡単に言うとベンチャー企業ですね。自分には無関係と思っていましたが、ちょっと考えるところがあって、色々情報収集してみました。
まずは、事業化しようとするときの心構えをまとめてみました。(受け売りです)

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1:展開しようとする事業計画
まず、出来る限りの情報収集と冷静な分析に基づいた、事業計画が必要。具体的には、自分と事業の本当の目的、ビジネスモデルとしての利益を生む仕組み、モデルを成立させる条件、前提条件の実現確率などを資料としてまとめる。

2:事業計画が失敗した場合の対応
見通しが間違った場合、どこで引き返し、どこで諦めて、影響がどこまで出るかを、予め想定しておき、致命的な損害を受けないようにする。少なくとも、自分や家族や学校に、迷惑をかけないようにする。

3:事業化にあたっての勉強
狭い技術面だけでなく、会社を運営して利益を挙げるために必要な、一通りの知識を持ち、主体的に事業化に携われるようにする。これにより、事業の状況を正確に把握し、危機を回避したり出来る。

4:事業化にあたっての組織
企業は多くの人々の協力が必要になるため、目的に応じた組織を構成する。これには、様々な形態があるが、利益を追求するのであれば、上場を前提とした株式会社とする。

5:事業化にあたっての資金
事業を行うためには、利益が上がったにしても、それまでのある程度の運転資金が必要である。事業を主体的に進めるためには、自己資金を拠出して、ある程度のリスクを負う覚悟が必要である。

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研究室の組織作りについて

2005年08月13日 06時27分42秒 | Weblog
組織では、ポジションに対応した構造が作られるが、DALABでは、トップ1+リーダー2+スタッフ6の構成で、非常に良い。特にリーダー2の存在はピカ1で、何処に出しても恥ずかしくない。まあ、人間として幼いところもあるが、それは柴田も同程度なので、許容できる。と言うことで、DALABはリーダー2で保っていると言うのが、本当だろう。感謝しています。他の研究室でも、活発なところは、スタッフが充実していることが必要条件になる。それだけでもいけないが、それがなければまず無理である。
先のことを心配しても始まらないが、来年度はトップ1+リーダー1になるので、スタッフについて、よほどうまく募集して指導しないと、これだけのプロジェクトが回らないだろう。柴田の考えでは、余程ずるい学生で無い限り、1人の力はそれなりになるので、数を集めることが大切である。ただ、全員が1人力、さらに大きな力を発揮してくれないと、共同研究は進まない。そこでは、柴田の指導力なのだろうが、正直、難しいところである。来年度は、はっきり共同研究のスタッフとして動ける人を募集しようと思う。

研究日誌H170812

2005年08月13日 06時19分14秒 | 研究室情報
=論文が採択され、完成原稿を提出した。長かったが、これで1つの成果になった。
=グリッドWについて、作業が少しづつ進めるようになったが、停電で足踏みだ。
=企業化についての具体的な情報収集を行った。勢いで安易に考えるものではない。
=夏休みだと言うのに、結構、毎日忙しく、慌てて仕事をしている。
(世は夏休みで、OBが来てくれたのに満足に対応できない、申し訳ない)
=研究室と言う組織では、人が要で、高専では専攻科学生の存在がとても大きい。現在実習から復帰してくれたので、非常に助かっている。
=来年度リーダー1になることを考えると、非常に不安だ。
=研究テーマを絞り込んで、スタッフをうまく活用できるようにしたい。