卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

緊張した~~~

2007年04月19日 | 手話
アシスタントとしての参加を要請されていた、日本福祉大学での手話の講義が今日から始まった。
7月までの前期、毎週木曜日に講義がある。
小学校、中学校、高校の福祉実践教室には慣れてきたけど、大学生は初めて。
4、5年前に、同じ福祉大に、ろう学生が参加するゼミの通訳には通った事があるけど、
通訳として行くのと教えに行くのでは大違い。
教えに行くと言っても、実際に教えるのはネイティブであるろう者。
そうなんだけど、すご~~~~~~く緊張した。

講義室に行くと、学生達も集まってきていて、入り口でテキスト証と引き替えにテキストを受け取っていた。
そんな新学期然とした雰囲気に、更に緊張感が高まった。

いよいよ講義が始まって、ろう講師が手話を学ぶにあたっての心構えを、自分の生い立ちを交えながら話した。
マイクを持って、それを日本語通訳している時は緊張の絶頂で、マイクを置いた時はヘナヘナ~となってしまった。

90人近い学生達も最初は緊張した面もちだったけど、講義が進むにつれリラックスしていったようだった。
同じように、私の緊張も少しずつほぐれてきて、逆に楽しくなってきた。


手話をする時の、大切な事の一つに表現力がある。
手話を教える場合、私たちはウォーミングアップと称して、言葉以外で相手に伝える事をさせる。
つまり、ゼスチャーとか表情で色んな事を表現してもらう。
大学生ともなると、中高生とは違って反応が良い。
変に照れたりせず何でもやってくれて、大きな笑いが起きたり、すごく楽しませてくれた。

それに何と言っても、女の子も男の子もかわいい~。


出かける時はドキドキだったけど、帰ってくる時は次回が楽しみになった。