卯月の手鏡

小さな手鏡でも、広い世界が映る。

統一手話通訳者試験を受けて・・・

2006年12月10日 | 卯月の雑感
多分、今年も受かってないと思う。

去年は、受かった自信があったから「不合格」の通知に落ち込んだ。
実はケータイ事件がまずかったのかも知れないなんて思っていた。
傲っていた私。

今年は、明らかに失敗して落ちたと思うんだけど、それを気に病んだりはしてない。
むしろ、とても前向きな気持ちになれた。

これまでは通訳依頼があっても、忙しい時期だったり、遠かったり、内容が難しそうだったりすると、二の足を踏んでいた。
「みんな他に通訳が入っていて、行く人がいないから。」と頼まれ、ようやく受けたりしていた。
確かに、内容が難しく、十分に通訳できないような者が行っても、ろう者に迷惑をかけるだけだから、断った方が良い時もあるかも知れない。

でも、それは気持ちの問題。
自分の知識に無い難しい内容だったら、それについてあらかじめ調べていけばいい。
そうやって、自分の得意分野を増やしていけばいい。
そんな事は分かっていたんだけど、なかなか実行できないでいた。
今は、ちょっと手強い内容でも依頼が来るなら、進んで受けたいと思う。
(情報支援センターの方でも、内容に合わせて派遣する通訳者を選ぶ。)

こんな気持ちになれたのは、まだ結果は出てないけど、今年の試験に失敗したから。

そう、松も言っていた。



「人生に、無駄な事は何もない。」




よっしゃ~、行くぞ~~~!!