「ファミリーサポートセンター援助会員講習会」の通訳依頼が来た時、
何の講習なのかよく分からなかったけど、
そんな事は、通訳者には関係ないので、分からないまま受けた。
今日、その通訳に行ってみたら、隣の市が来年4月からスタートさせる託児制度だった。
一時的に子どもを預かって欲しい場合に、ファミリーサポートセンターに依頼し、
センターの方で、コーディネイトして援助会員に依頼するという方法。
援助会員は、自分の子育ての経験を生かして子どもを預かる訳で、
特に保育資格などは要らない。
ただ、この講習を受ければ援助会員として登録されるらしい。
いくらかの謝金も依頼者から支払われる。
国の子育て支援が充分でない中、なかなか良い制度だと思った。
ただ、この講習を受けた聴覚障害のKさん。
援助会員登録をしたとして、託児の依頼があるだろうか?
耳が聞こえない人に我が子を預けて、もし泣いたとしても気が付かないんじゃないのか、などと思われてしまう。
聞こえないから、聞こえる人以上に目で見る。
聞こえる聞こえないに関係なく、立派に子育てもできる。
その辺の理解がまだまだ足りない故に、実際に彼女に依頼される可能性は少ないのではないか・・・。
そう思わざるを得ない現状がある。
社会に貢献したいという彼女の思いが、実現されない社会。
国際障害者年のテーマ、障害者の社会への「完全参加と平等」には、まだまだほど遠いのが現実だ。
彼女のこの行動が、市や県がそれなりの対策を考えるきっかけになってくれたらいい。
何の講習なのかよく分からなかったけど、
そんな事は、通訳者には関係ないので、分からないまま受けた。
今日、その通訳に行ってみたら、隣の市が来年4月からスタートさせる託児制度だった。
一時的に子どもを預かって欲しい場合に、ファミリーサポートセンターに依頼し、
センターの方で、コーディネイトして援助会員に依頼するという方法。
援助会員は、自分の子育ての経験を生かして子どもを預かる訳で、
特に保育資格などは要らない。
ただ、この講習を受ければ援助会員として登録されるらしい。
いくらかの謝金も依頼者から支払われる。
国の子育て支援が充分でない中、なかなか良い制度だと思った。
ただ、この講習を受けた聴覚障害のKさん。
援助会員登録をしたとして、託児の依頼があるだろうか?
耳が聞こえない人に我が子を預けて、もし泣いたとしても気が付かないんじゃないのか、などと思われてしまう。
聞こえないから、聞こえる人以上に目で見る。
聞こえる聞こえないに関係なく、立派に子育てもできる。
その辺の理解がまだまだ足りない故に、実際に彼女に依頼される可能性は少ないのではないか・・・。
そう思わざるを得ない現状がある。
社会に貢献したいという彼女の思いが、実現されない社会。
国際障害者年のテーマ、障害者の社会への「完全参加と平等」には、まだまだほど遠いのが現実だ。
彼女のこの行動が、市や県がそれなりの対策を考えるきっかけになってくれたらいい。