祭神
神社で祭られている神様の事を祭神という。
祭神は神社によって以下の表のように決まっている。
(あるいは祭神によって神社名が決まる)
祭神は一社に一柱という決まりは無く、複数の神様が祭られていたり、
多数の祭神が摂社・末社に祀られていたりする。
神様はそれぞれ微妙にご利益が異なるので、
新田開発などで新たに神社を創建する場合、
どの神様を選ぶか大きな問題になったとも考えられる。
もっとも新田開発の場合は、
祭神の専門性というより「親村の鎮守のご分霊なので祀った」というケースが多い。
また、江戸時代以前は祭神が不明な神社や、仏様を祭神としていたところも多かった。
それらは明治の神仏分離と国家神道成立の過程で整理され、
現在の祭神が定まった。
その中には主祭神が入れ替わったケースもある。
天神様といえば、菅原道真が一般的だが、
調布市の布多天神社や稲城市の穴澤天神社など、
式内社のような古社では、かつては少彦名命が主祭神であった。
それが、明治以降一般的に知られた菅原道真が祭神として加えられる様になった。
また、明治の神仏分離によって厳島神社は弁財天から市杵島姫命へ、
八坂神社は牛頭天王から素盞嗚命へと、
仏教神から記紀神話の神へ祭神が変更されたりした
詳しくは各祭神の説明を参考の事。
多摩地区の神社 祭神の例
神社名 祭神 読み
神明神社・天祖神社・伊勢神社 天照皇大神 あまてらすおおみかみ
八幡神社 応神天皇 おうじんてんのう
稲荷神社 倉稲魂命 うかのみたまのみこと
天神社・天満宮 菅原道真 すがわらのみちざね
八坂神社・津島神社・八雲神社 素盞嗚命 すさのおのみこと
日吉神社・日枝神社 大山咋命 おおやまくいのみこと
浅間神社 木花咲耶媛命 このはなのさくやひめのみこと
白山神社 白山菊理媛命 しらやまのくくりひめのみこと
諏訪神社 武御名方命 たけみなかたのみこと
春日神社 天児屋根命 あめのこやねのみこと
氷川神社 素盞嗚命 すさのおのみこと
住吉神社 底筒男命など そこつつのおのみこと
熊野神社 伊弉諾命など いざなぎのみこと
御嶽神社 日本武尊命 やまとたけるのみこと
厳島神社 市杵島媛命 いちきしまひめのみこと
愛宕神社 迦具槌命 かぐつちのみこと
金毘羅神社 大物主命 おおものぬしのみこと
※以上は主な例です。様々な事情により、必ずしも神社と祭神が一致するとは限りません。詳しくは各神社の項を見て下さい。
神社で祭られている神様の事を祭神という。
祭神は神社によって以下の表のように決まっている。
(あるいは祭神によって神社名が決まる)
祭神は一社に一柱という決まりは無く、複数の神様が祭られていたり、
多数の祭神が摂社・末社に祀られていたりする。
神様はそれぞれ微妙にご利益が異なるので、
新田開発などで新たに神社を創建する場合、
どの神様を選ぶか大きな問題になったとも考えられる。
もっとも新田開発の場合は、
祭神の専門性というより「親村の鎮守のご分霊なので祀った」というケースが多い。
また、江戸時代以前は祭神が不明な神社や、仏様を祭神としていたところも多かった。
それらは明治の神仏分離と国家神道成立の過程で整理され、
現在の祭神が定まった。
その中には主祭神が入れ替わったケースもある。
天神様といえば、菅原道真が一般的だが、
調布市の布多天神社や稲城市の穴澤天神社など、
式内社のような古社では、かつては少彦名命が主祭神であった。
それが、明治以降一般的に知られた菅原道真が祭神として加えられる様になった。
また、明治の神仏分離によって厳島神社は弁財天から市杵島姫命へ、
八坂神社は牛頭天王から素盞嗚命へと、
仏教神から記紀神話の神へ祭神が変更されたりした
詳しくは各祭神の説明を参考の事。
多摩地区の神社 祭神の例
神社名 祭神 読み
神明神社・天祖神社・伊勢神社 天照皇大神 あまてらすおおみかみ
八幡神社 応神天皇 おうじんてんのう
稲荷神社 倉稲魂命 うかのみたまのみこと
天神社・天満宮 菅原道真 すがわらのみちざね
八坂神社・津島神社・八雲神社 素盞嗚命 すさのおのみこと
日吉神社・日枝神社 大山咋命 おおやまくいのみこと
浅間神社 木花咲耶媛命 このはなのさくやひめのみこと
白山神社 白山菊理媛命 しらやまのくくりひめのみこと
諏訪神社 武御名方命 たけみなかたのみこと
春日神社 天児屋根命 あめのこやねのみこと
氷川神社 素盞嗚命 すさのおのみこと
住吉神社 底筒男命など そこつつのおのみこと
熊野神社 伊弉諾命など いざなぎのみこと
御嶽神社 日本武尊命 やまとたけるのみこと
厳島神社 市杵島媛命 いちきしまひめのみこと
愛宕神社 迦具槌命 かぐつちのみこと
金毘羅神社 大物主命 おおものぬしのみこと
※以上は主な例です。様々な事情により、必ずしも神社と祭神が一致するとは限りません。詳しくは各神社の項を見て下さい。