中西正男の「ご笑納ください」

デイリースポーツで13年半、芸能記者として勤務。現在は朝日放送「おはよう朝日です」などに出演させていただいております。

価値観。

2010-02-02 22:32:18 | Weblog
とあるデパートの福袋企画で、懸垂幕に好きなメッセージを入れられるものがあり、添付写真は、その権利を見事ゲットした方が出した幕を撮影したものです。

解散問題の渦中にある『東方神起』へのエールが込められたものと思われますが、様々なベクトルが絡み合うファン心理、深刻なデパート不況、この幕が目に入った通行人のやり場のない“何やよう分からん感”、神様の度を超えた悪戯好き具合…などなど誠に勝手ながら、一枚の写真からいろいろなことを感じました。

また、今日gymnasiumでトレーニングをしていると、常連の黒人の方がいらっしゃいまして、猛烈な勢いでサンドバッグにパンチを打ち込んでいました。

身長185センチくらいで体重110キロほどでしょうか。もともと何かの選手だったのか、あからさまに常人離れした体躯をお持ちです。

そんな体格なので、遠目に体を見ただけでもこの方だと分かるのですが、お顔立ちも特徴的なので、そこでも印象に残っていたのです。

有名人で例えると、ちょうど漫画『みどりのマキバオー』の登場人物全員に似てらっしゃるので、勝手にコードネーム“マキバオー”と認識していたのですが、パンチを打ち終わり、こちらに振り返ってビックリ。以前とガラリと顔が変わっていたのです。

個人的には、ほのぼのさと人なつこさがあって良い意味で“マキバオー”的だと思っていたのですが、新しい顔は、目が二重で凄まじいまでにギョロっとしていて、何をしていてもしていなくても悲壮感がにじみ出ている“漂流教室”みたいになっていました。

ただ単に寝不足などで顔つきが変わっていただけかも?しれませんが、もし意図的に“マキバオー”から“漂流教室”に作り変えられたとするならば、ほのぼのよりもセンセーショナルを選ばれたのでしょうね。

十人十色。いろいろな価値観があるからこそ、世の中は成り立っていることを思い知らされました。

少し前までは『森の戦士ボノロン』的ルックスだったが、今は『ハゲしいな!桜井くん』まっしぐらの35歳。

堅忍不抜。

2010-02-02 22:02:47 | Weblog
昨日は最近のお気に入りとなっている福島のマグロのお店で美味しいお魚をいただきました。

マグロの刺身だけでも5種類はいただきましたが、それ以外にも美味しいものがてんこ盛り。

写真はマグロの“のどちんこ”の塩焼きです。

初めて食べましたが、肉でもない、ホルモンでもない、軟骨でもない、ケリケリとした独特の歯ごたえで、まさに珍味でした。

酒にも負けず、老いにも負けず、一食入魂を貫く35歳。