中西正男の「ご笑納ください」

デイリースポーツで13年半、芸能記者として勤務。現在は朝日放送「おはよう朝日です」などに出演させていただいております。

「野生爆弾」ロッシ―さん。

2013-05-07 17:20:16 | Weblog
 お笑いコンビ「野性爆弾」のロッシ―さんが大阪市内で結婚会見を行うというので、昨日、取材に行ってきました。

 詳細は今朝のスポーツ新聞や、ネットニュース、そして、私がお世話になっている携帯サイト「井上公造芸能」でも伝えられていますが、それはそれは、ほのぼのと幸せいっぱいの会見でした。心がほっこりしました。

 ロッシ―さんと言えば、芸人さんの間では“天然エピソードの総合商社”と言われるくらい、筋金入りの天然キャラとして知られています。

●ダーツバーで働いている時、消費税の意味が分からなかったので“何となく”で消費税をとっていた。
●「タケノコだけは食べられないんです…」という話を、若竹煮を食べながらしていた。
●新幹線の車内で販売員さんに「お茶かコーヒーありますか?」と尋ね、販売員さんが「お茶はありま  す」と言うと「じゃ、いいです」と答えた。
●陰陽師の安倍晴明(あべのせいめい)のことを、阿倍野生命という生命保険会社だと思っていた。
●後輩芸人と食事に行くことになり、店を予約するため、その場にいる人数を数えたところ、テレビの政 見放送に映っていた政治家も人数に入れてしまっていた。

 などと、よく言われる話だけでも、山のようにあるのですが、実は、僕も、天然エピソードを思いっきりわが身で食らったことがありました。

 ロッシ―さんと僕は、行きつけの飲み屋さんが一緒で、ちょこちょこお会いするたびにお話をしたりはしていたのですが、「野性爆弾」が東京進出するかしないか悩んでいる微妙な時にも、そこでロッシ―さんにお会いしました。

 カウンターに二人で座り、およそ二時間、東京進出のメリット・デメリット、当時の大阪のお笑い事情、野性爆弾というコンビの戦力分析など、かなり込み入った真面目な話をしました。

 僕も、僭越ながら、僕の立場でできるお話は誠心誠意、目いっぱいさせていただきましたし、ロッシ―さんも感銘を受けてくださっているようでした。

 本当に、濃密で有意義な時間だったのですが、一つだけ気になる点がありました。話をしている間、ロッシ―さん、ずっと僕のことを「大西さん」とおっしゃっていたんです。

 真面目な話を真面目にしているだけに、その場では訂正できませんでしたが、改めて、今、ここで申し上げたいと思います。

 正確には、僕、大西ではなく、中西と申します。

 素敵なネタと、幸せのおすそ分け、時を隔てて二つのプレゼントをいただいたことに、心から感謝を申し上げる38歳。