落語家の桂かい枝さんが、中学三年生の英語の教科書に題材として掲載されることになり、昨日、会見が行われました。
詳細は今朝のスポーツ新聞などに委ねますが(紙面以外にネットも充実、デイリースポーツ)、これまで10年以上、取り組んできた英語落語の活動に一つの光が当たった形で、本当に素晴らしいことだと思いました。
世界60都市以上で英語落語の公演もされていますし、まさに積み重ねが教科書に載るという非常にポップにノーブルな事象につながりました。
教科書に載ることになったので『これからは悪いことはできません』と笑わせてらっしゃいましたが、常に笑いの絶えない、みんながほんわかする素敵な会見でした。
努力が実り、大きな果実を収穫する。これほどまっとうなことはありませんし、これほど強いことはありません。全ての戯言は、この事実の前に完全に無と帰することでしょう。
継続は力なり。昨日は、極めてプレーンなことを心から再確認した日でした。
僕も、毎日新しい人と名刺交換したり、毎日腕立て伏せをしたり、毎日面白いことをかきためたり、毎日本を読んだり、毎日面白い人とちゃんと話したり、毎日YouTubeで昔の番組を見たり、毎日仕事先の人と飲みに行ったり、毎日反省したり、毎日たぶらかしたり、毎日ほだしたりほだされたりを回転体のように続けていかねばと思います。
オマージュとトリビュートのリスペクトの盛り合わせで、新年度を迎えた37歳。