中西正男の「ご笑納ください」

デイリースポーツで13年半、芸能記者として勤務。現在は朝日放送「おはよう朝日です」などに出演させていただいております。

万理沙ひとみさん。

2008-06-29 23:21:03 | Weblog
 JR福知山線脱線事故で両足に大けがを負った元タカラジェンヌの万理沙ひとみさんが復帰ライブ「私のラブソング」を行いました。

 会場には以前から親交のある漫才コンビ「宮川大助・花子」さんもお見えになっていて、ゲストとしてトークをされていました。

 大助さんにとっては、自分が脳内出血で倒れられた時に、足のリハビリ中だった万理沙さんが車いすでお見舞いにこられた時から「2人とも良くなって、絶対に一緒に何かやろうね」と約束されていただけに、復帰ライブの日を迎えられたことが自分のことのように感無量だったようで「ケガをしてから、ずっと裏道を歩くような感じで肩を落としていたのに、今日は一曲一曲歌うごとに自信がみなぎってきているのが見ていても分かった。そんな姿を見られて本当にうれしい。最高のライブでした」と涙を流してらっしゃいました。

 万理沙さんご本人も「今日を迎えられて、夢みたいな気分です」と晴れやかな笑顔を見せてらっしゃいました。

 そこに居られることを幸せに思うような取材に出くわすことも、この仕事のありがたいところではあるのですが、今日は間違いなく、それに該当する取材でした。素晴らしい時間を共有させてもらいました。

 こういう取材をたくさんさせていただけるように、節制して、長生きしたいと思います。焼肉は週に4回までにしたいと思います。

ありがとうございます。

2008-06-28 23:26:50 | Weblog
またまたまたまた、さらにありがたいコメントをいただきまして、本当にありがとうございます。ただただ、感謝の上塗りです。

本来、自分だけが把握しておけばいい日記を公開するブログというものの二律背反性にずっと疑問を持ちながら続けてきたのですが、皆様からの温かすぎるコメントを拝見して、ブログの意味合いを今更ながら思い知った気がします。感謝です。

少なくとも、現時点では引退のいの字も考えてませんし、まだまだ拙文を綴っていく所存でございます。幸か不幸か、何一つ、思い詰めていることもありませんし。

末永く、綴っていければ幸いです。これからも、言葉遊びにお付き合い願えましたら、まさしく幸甚です。

改めて

2008-06-28 02:58:35 | Weblog
このブログを見ていただいている皆さん、本当に、本当に、本当にありがとうございます。

さらに、コメントまで書いていただいている皆さん、わざわざ文字を打つ時間をいただいていることをしっかりと受け止めております。

いちいち、言わなくてもいいことかもしれませんが、自分への戒めも含め、それを文字に残しておきたいと思い、綴っています。ありがとうございます。平たくてしょうもない文章で、申し訳ありません…。

このブログの原動力とかけて、議員の引っ越しととく。その心は、行き着く先は『カンシャ』でしょう。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

沢口靖子さん。

2008-06-27 21:34:56 | Weblog
 大阪・松竹座の10月公演「女ひとり ミヤコ蝶々物語」の製作会見に行ってきました。

 タイトルを見ても分かるように、2000年に80歳で亡くなったミヤコ蝶々さんをモデルにした舞台で、蝶々さん役を女優の沢口靖子さんが演じられます。

 蝶々さんといえば、大阪の象徴のように言われるだけに、一つのポイントになるのが大阪弁。そこで言うと、沢口さんは大阪・堺市出身だけに、きれいにクリアされているようで「デビュー以来、ずっと大阪弁で苦労してきたんですが、今回はしっかりと大阪弁で頑張っていきます」と文字では分からないですが、見事なまでの大阪弁のイントネーションであいさつされてました。

 共演者も、本格的な舞台に初挑戦の西川きよしさんを始め、風間トオルさん、斎藤洋介さん、高汐巴さんら豪華な布陣がそろっていますし、何とも楽しみな公演です。

 記者として駆け出しの頃に、最晩年の蝶々さんを取材する機会があり、そこで蝶々さんから「この人(僕)のしゃべらはる大阪弁がホンマの大阪弁やねん。この人は『せやけど』という言葉を使わはるやろ。ホンマの大阪の人はそう言わはるねん。私は小さい頃に東京で育ってるから、ホンマの大阪弁がしゃべられへん」と声をかけていただいたことがありました。ふと、そんなことを思い出した取材でした。

 …この蝶々さんとのエピソード、以前にもこのブログで書きましたかね?だとしたら、お恥ずかしい話です…。

 僕とかけて、人気の寿司屋ととく。その心は、すぐにネタが切れるでしょう。そんなわけで、また新たなネタを仕入れられるように頑張りたいと思います。いつの日か、また面白いお話ができますように。「また」って、まだ1回も面白い話してないですね(真実)。頑張って、努力して、たくさん面白い話をしたいと思います(夢)。

阪神タイガース

2008-06-27 10:29:24 | Weblog
交流戦も終わり、プロ野球は暫しお休みに入っていますね。

夕方になると、阪神の試合を見るのが体に染み付いているので、そこがないのは、張り合いがないというか、何ともいえぬ寂しさがあるものです。

交流戦は僅差の僅差で2位になってしまった阪神ですが、基本的に好調は維持しているように思われます。後半戦も、頑張ってほしいものです。

阪神、頑張って~。朝からハンバーグを消化せざるをえない胃腸さん、頑張って~。

エドはるみさん。

2008-06-27 01:59:37 | Weblog
今日は大阪・厚生年金会館で吉本興業の株主総会があり、総会後に行われた株主限定ライブを取材してきました。

先日は、avexの株主限定ライブが行われ、安室奈美恵さんや倖田來未さん、後藤真希さんらが出演されていましたが、吉本のライブにはインパルスさん、ブラックマヨネーズさん、Wコミックさん、宮川大助・花子さん、笑福亭仁鶴さんらが出演されました。

株主限定だったので、会場には若いお客さんはほとんどおらず、年配の方が中心でしたが、それでも一番たくさん写メールのシャッター音が聞こえたのが、トップバッターで登場したエドはるみさん。勢いを感じさせるシーンでした。

客層としては、決して笑わせやすい雰囲気ではなかったと思いますが、しっかりと自分の世界を築いてらっしゃいました。

24時間テレビのマラソンランナーも決まり、そのトレーニングも忙しいはずですが、疲れも見せずにハツラツと、グーグーグーグー言ってらっしゃいました。一旦舞台に立った以上は、どんな状況であろうが、一生懸命頑張る。本当に大切なことだと思いました。

素敵な舞台を、ウォッチングー。大事な真理を、スタディングー。そして、いろいろシンキングー。おやつに焼飯、イーティングー。(不真面目)

季節感

2008-06-25 14:29:13 | Weblog
自宅で、おばあさんが梅干しを漬けていました。梅も、シソも、全て自前の畑で育てたものだけを使い、時間をかけて毎年漬けています。

そして、手間暇かけて出来上がった梅干しには、家族の誰もが箸をつけません。みんな、梅干しが好きではないのです。僕は梅干し自体は好きなのですが、うちのは塩がキツいので食べません。そうやって、誰も食べない梅干しが毎年大量に漬けられていきます。

こんなにスパンの長いシュールなコントは、滅多に見られるものではありません。さらりとイッセー尾形的世界観を90年続けているおばあさんは、我が祖母ながら、すごいと思います。お笑い担当記者として。孫としては、軌道修正すべきでしょうが。

ほんこんさん。

2008-06-24 20:48:18 | Weblog
 昨日、タレント・ほんこんさんが経営する焼肉店「焼肉ほんこん亭」(大阪府和泉市富秋町)を取材しました。

 16日にオープンしたばかりなのですが、関西テレビ「お笑いワイドショー マルコポロリ」のロケが入るというので(8月10日放送)、番組も含めての原稿にすべく、和泉市に向かいました。

 売れてる先輩に、吉本新喜劇の大食いクイーン・宇都宮まきさんがごちそうしてもらうという企画の番外編で、まきさんとともに、ギャル曽根に勝ったリアル大食い女王の菅原初代さんも来店。規格外の2人の登場に、最初は「テレビやし、エエ宣伝になるわ。ぎょうさん食べや」と余裕たっぷりだったほんこんさんも、みるみるうちに顔面蒼白に…。わんこそばのように、塩タンを食べる菅原さんには「あんたが近寄ったら、牛も舌隠すわ!」と怒りをにじませていました。

 テレビで菅原さんのことは知っていましたが、実際に食べっぷりを目の当たりにした衝撃はかなりのものでした。いくら良質の牛肉で柔らかいとはいえ、ある程度は咀嚼が必要であろうお肉を、豆腐でも食べるがごとく、次々に口に入れ、瞬く間に嚥下。しかも、そのペースが全く落ちないのです。

 もっとも、この日は大食いバトルなどではなく、食事を楽しむことに重きをおいた企画だったので、ご本人いわく「おいしく、楽しく、いただきました」とのこと。本気を出したときにはどんなことになるのか、考えただけでも震えがきます。僕もオッサンにさしかかっている割には、ものすごくたくさんご飯を食べる方なのですが、メジャーリーガーのストレートを目の当たりにし、マックス120㌔で速球王気取りをしていることが、いかに恥ずかしいことかを思い知りました。羞恥心。♪しゅ~ちしん、しゅ~ちしん、オレ、カフェオレ!!

 レッド吉田さんテイストに恥をかいて、恥の上塗りをしたところで、お茶を濁したいと思います。 

 

今日は

2008-06-24 12:36:58 | Weblog
火曜日なので、読売テレビ『なるトモ!』に出演させていただきました。

今日のゲストは中村玉緒さん。もちろん、テレビなどで日頃から拝見してましたが、間近でご一緒させていただくと、玉緒さんの凄さを体感することができました。

文字で表現するのが非常に難しいニュアンスなのですが、コメントを求められた際に、返す一言の破壊力が半端じゃない!うまく返すだとか、面白く説明するだとか、そんな小手先の技量ではなく、中村玉緒という存在の厚み自体が凄いので、何を言っても言わなくても、面白いのです。一朝一夕では決して出ない凄み。滅多に目にできないものを見せていただきました。

僕ごときが言うと、逆に薄っぺらくなりますが、明石家さんまさんが才能に惚れ、あの勝新太郎さんが選んだ女性という意味が、僅かながら分かった気がしました。

最近、爆発的な飲酒が続いているので、腹回りの厚みは堂々たるものにはなってきましたが、厚みのくだりから肥満自虐ネタで落としにかかるあたり、自分で書きながらも、まだまだ厚みが足りないなと痛感させられてしまいます。渥美二郎。