中西正男の「ご笑納ください」

デイリースポーツで13年半、芸能記者として勤務。現在は朝日放送「おはよう朝日です」などに出演させていただいております。

レイザーラモンRGさん。

2012-06-30 01:34:19 | Weblog
吉本興業の劇場・よしもと祇園花月(京都市東山区)の1周年記念キャンペーンの会見が京都・平安会館で行われました。

NMB48の山本彩さんらも奮闘した会見の詳細は明日の紙面に委ねますが(阪神、逆転負けとかせんといて~)、祇園花月のキャンペーンボーイとして登場したレイザーラモンRGさんと浅越ゴエさんの組み合わせが秀逸きわまりないハーモニーでした。

ともに、京都にある立命館大学卒業ということでキャンペーンボーイに選ばれましたが、このお二人の組み合わせがとにかく面白い。

このブログでも幾度となく綴ったように、僕はRGさんの大ファンですし、掛け値なしに面白い。

浅越ゴエさんは、きっちりとした仕切りをされていることが多いですが、僭越ながら、R-1ぐらんぷり優勝という肩書きが雄弁に物語っているように、面白いことを考える能力がすさまじく高い。

しかも、それぞれの属性が絶妙にかみ合って、お二人が並ぶと相乗効果が生まれる。

何もしていなくても、体の周りの空気が微妙にボワボワゆがんでいるように見えて、何がどう転ぼうが面白いナチュラルボーンギャガーのRGさん。

すべてのゆがみをただす正確無比の物差しを持ちながら、最後にわざと少しだけずらして大きな笑いを生むゴエさん。

このお二人が組み合わさった時の笑いの量はとんでもないです。

かつて祇園花月で行われた、RGさんが延々2時間“あるある”を言い続けて、ゴエさんが解説し続けるというイベントが超満員になったそうですが、そりゃそうだろのクォリティーでした。

唐突ですが、石井明美さんの「CHA-CHA-CHA」に乗せて“中西正男あるある”をお送りしたいと想います。

♪街で~、噂の~、辛~くち、セクシーギャル

甘い、誘い、はねつける、スパイシーギャル

アイワナダンスドゥユーライ チャチャチャ

ロマンシン 気分 チャチャ

中西正男あるある行くよ~

“力を入れたブログほど、最後は決まって尻つぼみ~” チャチャチャチャ

本当に、そんな37歳。

Happiness。

2012-06-23 19:42:49 | Weblog
今日は、期せずして大阪・千里セルシーでHappinessの皆さんの取材しました。

メンバー6人の平均年齢は15・7歳、説明するまでもなく、若いです。

こんな仕事をしてますから、当然、存在は存じ上げてましたし、パフォーマンスも拝見していました。

まだまだ子どもの雰囲気も残っているはずの年齢なのに、我が目を疑うほど大人っぽくて色香のあるパフォーマンスをされる皆さんだなという印象を持っていました。

今日、間近でパフォーマンスを見せてもらい、終演後にあいさつもさせてもらいましたが、近くで見ても、何とも大人っぽい!

娘でもおかしくない年齢ながら、あいさつをする時に目が泳いでいる自分がいることに驚いたくらいです。

パフォーマンスのレベルも素晴らしいし、良い意味で末恐ろしい方たちだなと思いました。

そんな光り輝く取材を終えて、ランチのためにとあるお店に。

1 入店するなり、お客さんは誰もいないのに、座る席を店員に高圧的に決められる。

2 しかし、指定された席に座ると、すぐ横のスピーカーから大音量でレゲエが流れて食事どころではないので、違う席に座りなおすと、明からさまにさらに店員の態度が悪くなる。

3 どうにかこうにか、食事を終えて店を出ると、店員がずっとこちらをいぶかしげそうににらんでいる。

4 店員はDJケミカルの生き写し。

5 こちらの表情は巌流島時のマサ斎藤の生き写し。

6 心の中は、ダース・ベイダーの生き写し。

7 合わせ技で、逮捕時のマサ斎藤にフュージョン。

8 体中のありたっけのDarknessを放出しながら、忘れ物もないのに、店の方に戻り、店の入り口で負のオーラをプレゼント。

9 ポップな店構えと手前どものDarknessとのケミストリーに、店の奥に身を潜めるケミカル。

10 完全にこちらに背を向け、皿こそまわさないが、皿を洗うケミカル。

そんなこともありましたとさ。

何もかもひっくるめて、結局は「あ~、恩地かった」にしにかかる37歳。


虎の子。

2012-06-13 22:27:49 | Weblog
阪神タイガース、残念でした。本当につらい戦いが続いています。

いろいろしびれを切らせて、お土産にいただいた“虎の子”の、手羽先の味噌煮をいただきました。

一食入魂をモットーにしている僕が虎の子と認識していただけに、まさに絶品でした。

手羽先の馬力で、今日もあとひとふんばりしたい37歳。

吉本百年物語6月公演。

2012-06-13 15:44:15 | Weblog
吉本興業100周年記念公演「吉本百年物語」の6月公演「舶来上等、どうでっか?」(大阪・なんばグランド花月、7月1日まで)が昨日、初日を迎えました。

詳細は今朝のデイリースポーツにも掲載しておりますが(マートンの冗談、ブラザーコーンで困惑、アメマに晴れ間など盛りだくさん、デイリースポーツ)、ミュージカルの要素もふんだんに盛り込まれた華やかな舞台でした。

昭和初期を舞台に、主演の中川晃教さんは東京花月の責任者・林弘高を熱演。仙台生まれだけに、不慣れな大阪弁にも真っ正面から立ち向かい、歌やダンスの部分では「さすが‼」と誰をもうならせる力を発揮されていました。

林正之助を演じた寛平さんは普段のイメージとは違う重厚で迫力ある演技をされていましたが、しっかりと客席の空気を読んで、時折、絶妙に硬軟の軟を取り入れて大きな笑いを生み出してらっしゃいました。

ベテランお茶子役のアジアン・隅田さんは初めてのお芝居とは思えないほど堂々とした演技を披露し、奮闘されていました。

いちいち書き出せば、枚挙にいとまがないくらい、見所はあるのですが、中でも、僭越ながら、僕が心から感心させられたのは吉本新喜劇座長・川畑泰史さんの芝居力でした。

役柄として、3~4番手くらいの役となる吉本興業の事務員役でしたが、川畑さんが出てくると、それだけで舞台全体に、否、劇場全体に、何とも言えぬ安心感が生まれ、観客の側も落ち着いて舞台を楽しめる雰囲気になるのです。

やはり、普段からなんばグランド花月をホームグラウンドにしてらっしゃる川畑さんの強みが存分に発揮されている部分もあるのでしょうが、それにとどまらず、それを差し引いたとしても、舞台全体に安定感を与える川畑さんのお芝居、存在感というのは、すごいのだなと驚きました。

吉本新喜劇という枠を出て、普通のお芝居に出た時に、さらっとすさじい力を見せる。掛け値なしに、かっこいいなと思いました。

真壁刀義選手がフラッとUFCに出て、サクッと相手をボコボコにして、何事もなかったように、翌日からまたチェーンを腕に巻いてラリアットをする。そんな幻想を川畑座長に感じました。

そんな取材を終えて、吉本のプレスルームで原稿を書いて、劇場裏口から帰宅しようとしたら、出待ちをしているファンの方々がたくさんいました。

いろいろな人気者が出ている舞台だけに、すごい人数のファンだなと思って、駅に向かおうとしたら、その中の一人の男性が僕の方を向いて、おっしゃいました。

「もう、川畑座長出てきたで」

以前から、川畑座長との酷似具合には何度も言及してきましたが、昨晩は夜目遠目だったこともあり、しっかりと間違われたようです。

僕としては、あんなに腕のある方と間違えられるのは非常に光栄なのですが、続いて、男性のお連れの女性が口にされた言葉がショックでした。

「あ、ホンマや。口笛吹く人やな」

口笛を吹く人も、達者です。とっても、とっても。

僕を座長だと思った時点から“くすぶっていた”のかもしれませんが、お二人とも達者な方だけに、できれば、そこはしっかりと覚えていてほしかったです。

お金とお時間に余裕がある方は、是非とも「吉本百年物語」6月公演をごらんになってください。忘れようと思っても、間違えようと思っても、川畑さんが頭に焼き付くはずです。

重ねて、誠に僭越ながら、そんな思いが頭に渦巻いた夜でした。

プロレスラーが売る最大の夢は、強さだと思う37歳。






山本益博さん。

2012-06-08 01:28:21 | Weblog
今日は、中崎町にある素晴らしいお寿司屋さんに行きました。

諸事情が重なり、ふらりと一人で行きました。

山本益博を気取っているうちに、いつのまにか『じゃりン子チエ』のお好み焼きの大将並みに酔っぱらっていた37歳。

篠田麻里子さん。

2012-06-07 00:10:04 | Weblog
今日は、もはや、言わずもがなの存在となったAKB48選抜総選挙の開票イベント日でした。

デイリースポーツでも総力を挙げて取材をし、こん身の紙面を作っておりますが(1部わずか130円、買おうと思いさえすれば、すぐに買えるデイリースポーツ)、僕も微力ながら(正味)、いろいろな中継を見ながら、雑事をしていました。

結果は明日の紙面や、すでに山のように出ている情報に委ねますが、個人的には、今回はしっかりと楽しめた総選挙でした。

というのも、毎週土曜日にデイリースポーツに掲載されておりますNMB48の連載を今年1月から担当してまして、毎週のようにNMB48のメンバーとお話をし、いろいろと取材にうかがっております。

そんな人たちが、どうなってどうなるのか。親戚のオッサンみたいな気分で見ていると、しっかり画面に釘付けになっていました。NMB48の人たち、本当にお疲れ様です。おめでとう。そして、これからも、もっと頑張ってください。大阪からいろいろ盛り上げましょう。

あと、今回全体を通じて、一番“どや顔”をしてもいいのは、篠田麻里子さんではないでしょうか。

お話しになったコメントが、何と言ってもふるっています。また、クールなキャラクターとうまい具合にミスマッチで、何と言ってもふるっていました。他の人のコメントもふるっていましたが、篠田さんのふるい具合には及ばなかったのかなと個人的には思いました。やっぱり、ここぞという時には、ふるっている話ができないとダメですね。僕も、せいぜいふるいたいと思います。

ホラー映画を見ていて、殺人鬼に切り刻まれた死体が映った瞬間に「フルーチェみたい」と言った友人もいましたが、彼もふるってました。僕は友人の隣でぶるってましたが、恐らく、友人はニーチェ以来の天才でしょう。

今日は今日とて、疲れて、脳みそバーンな37歳。




テンダラー・白川さん。

2012-06-06 01:05:19 | Weblog
今日は、川中美幸さんがなんばグランド花月に初出演する取材にも行っていました。

テンダラーのお二人らとコントを披露され、大きな笑いを起こしてらっしゃいました。

なんだかんだ働いて、帰宅して、録画してあった昨晩の『ごきげん!ブランニュ』を見てみると、メッセンジャー・あいはらさんの新コーナーにテンダラー・白川さんが“貝番長”として出演し、西天満のお店『おふくろ貝介』をあいはらさんと訪れていました。

ご縁に導かれ、世の中が動いていることを痛感しました。

分かる人には分かるブログを綴る37歳。