東京の雷雨、すごかったぞ。神宮球場はピカピカやりだしたと思ったら、ゴロゴ
ロという雷鳴と共に雨が降り出し、気付けば土砂降りになっていた。一瞬にしてグ
ラウンドは「湖」に。天気予報は雨の心配はなし、と言っていたのに、すっかりだ
まされてしまった。虎番連中などは、取材でグラウンドの中を横切ったものだから
もうビショ濡れ。頭のてっぺんからバケツで水をかぶせられたように、濡れネズミ
状態だった。お気の毒に…。わたし?すんませんなあ、外に出なくて。いやさ、別
の仕事がおましてな。
そんなこんなでプロ野球も「前半戦」が終わった。と言っても、残り50試合強
だから「前半」「後半」という区別はできない。競馬で言えば、もう3コーナーを
過ぎてそろそろ最後の4コーナーに差し掛かっている感じ。セは1頭強いのがぶっ
ちぎり独走、パは先頭が2馬身リードし、第2集団に4頭が固まってドベが少し離
れている。そうドベは「ノムララクテン」。この馬、出足は老騎手の絶妙な手綱さ
ばきもあって先頭集団を形成していたのに、地力が足りないせいか、ここにき段々
遅れ始めた。老騎手が「イワクマ!」と叫んだときにグイッと前に出るが、これも
連発はできないのが苦しいところ。直線に向いてどれだけ足を伸ばせるか。期待を
したいのだが…。
さて、その「前半戦」を総括してみよう。まず、2月末にした「キャンプ総括」
で取り上げた選手がどうなったかのおさらいだ。
【目立った選手】
1・ダルビッシュ(日ハム)
現在11勝。北京五輪のエースとして十分な活躍。見事に◎だ。
2・川上(中日)
こっちも北京戦士。しかし、シーズン開幕直後にアクシデントがあって、今1
つの成績。彼の出来が、チームの現状を象徴している。従って△。
3・三浦(横山)
これは大誤算。まず右肩の違和感で開幕投手を務められなかったのがいかん。
そして故障で長期離脱。もう×としか評価のしようがない。
【活躍しようなルーキー】
1・長谷部(楽天)
ただ一言、すんません。でも彼はいずれ出てくる。それだけの素材であるのは
間違いない。
2・篠田(広島)
これは「う~ん」って感じ。もの、はいいけどなあ。
3・大場(ソフトバンク)
大誤算。開幕直後の活躍を見れば、軽く10勝はできると思ったのに。
【意外な掘り出しもの】
1・林昌勇(ヤクルト) な、言っただろう。これは◎だ。
とまあ、キャンプで取り上げた選手を見てみたが、全体的に見て大活躍した選手
のベスト5を挙げておこう。
1・新井(阪神) 言わずとしれた虎快進撃の立役者!
2・ブラゼル(西武) G・G・佐藤や“おかわり君”でもよかったが…。
3・岩隈(楽天) 最下位・楽天にあって14勝は立派の一語。
4・ラミレス(巨人) これは想像通り。
5・岩田(阪神) 最後の失速はいただけないが、急成長を認めて。
とりあえず、これくらいにしておき、続きはまた後日にしよう。あ、そうそう、
イチローさん、日米3000本安打、おめでとう!
ロという雷鳴と共に雨が降り出し、気付けば土砂降りになっていた。一瞬にしてグ
ラウンドは「湖」に。天気予報は雨の心配はなし、と言っていたのに、すっかりだ
まされてしまった。虎番連中などは、取材でグラウンドの中を横切ったものだから
もうビショ濡れ。頭のてっぺんからバケツで水をかぶせられたように、濡れネズミ
状態だった。お気の毒に…。わたし?すんませんなあ、外に出なくて。いやさ、別
の仕事がおましてな。
そんなこんなでプロ野球も「前半戦」が終わった。と言っても、残り50試合強
だから「前半」「後半」という区別はできない。競馬で言えば、もう3コーナーを
過ぎてそろそろ最後の4コーナーに差し掛かっている感じ。セは1頭強いのがぶっ
ちぎり独走、パは先頭が2馬身リードし、第2集団に4頭が固まってドベが少し離
れている。そうドベは「ノムララクテン」。この馬、出足は老騎手の絶妙な手綱さ
ばきもあって先頭集団を形成していたのに、地力が足りないせいか、ここにき段々
遅れ始めた。老騎手が「イワクマ!」と叫んだときにグイッと前に出るが、これも
連発はできないのが苦しいところ。直線に向いてどれだけ足を伸ばせるか。期待を
したいのだが…。
さて、その「前半戦」を総括してみよう。まず、2月末にした「キャンプ総括」
で取り上げた選手がどうなったかのおさらいだ。
【目立った選手】
1・ダルビッシュ(日ハム)
現在11勝。北京五輪のエースとして十分な活躍。見事に◎だ。
2・川上(中日)
こっちも北京戦士。しかし、シーズン開幕直後にアクシデントがあって、今1
つの成績。彼の出来が、チームの現状を象徴している。従って△。
3・三浦(横山)
これは大誤算。まず右肩の違和感で開幕投手を務められなかったのがいかん。
そして故障で長期離脱。もう×としか評価のしようがない。
【活躍しようなルーキー】
1・長谷部(楽天)
ただ一言、すんません。でも彼はいずれ出てくる。それだけの素材であるのは
間違いない。
2・篠田(広島)
これは「う~ん」って感じ。もの、はいいけどなあ。
3・大場(ソフトバンク)
大誤算。開幕直後の活躍を見れば、軽く10勝はできると思ったのに。
【意外な掘り出しもの】
1・林昌勇(ヤクルト) な、言っただろう。これは◎だ。
とまあ、キャンプで取り上げた選手を見てみたが、全体的に見て大活躍した選手
のベスト5を挙げておこう。
1・新井(阪神) 言わずとしれた虎快進撃の立役者!
2・ブラゼル(西武) G・G・佐藤や“おかわり君”でもよかったが…。
3・岩隈(楽天) 最下位・楽天にあって14勝は立派の一語。
4・ラミレス(巨人) これは想像通り。
5・岩田(阪神) 最後の失速はいただけないが、急成長を認めて。
とりあえず、これくらいにしておき、続きはまた後日にしよう。あ、そうそう、
イチローさん、日米3000本安打、おめでとう!